20 AUG

米倉涼子がトップ!ビデオリサーチ、2021年上半期の年間テレビCM出稿タレント(関東地区)を発表

編集部 2021/8/20 09:20

株式会社ビデオリサーチは、この度、関東・関西・名古屋3地区の各民放5局を対象に2021年上半期(1月~6月)のテレビCM出稿動向(※)をまとめ、発表した。2021年の年間テレビCM出稿タレント(関東地区)は米倉涼子がトップとなった。

※2021年1月1日~2021年6月30日のオンエアCMを対象として集計したもの

テレビCM総出稿量は、関東・関西・名古屋3地区とも前年2020年の上半期は新型コロナウイルス感染症拡大による経済的な影響等により、大きな落ち込みをみせていたが、徐々に回復。2021年上半期はコロナ禍以前の2019年同時期と同程度、例年並みの出稿量となった。

商品種類別にみると、3地区とも出稿量(秒数)が最も多いのは“通信・web系サービス”だった。前年と比較して大きく出稿が増加しているのが、“オンラインゲーム”と、“玩具・テレビゲーム”で、東阪名いずれの地区でも150%以上の増加となっている。長引くコロナ禍で「おうち時間」が増えている影響が考えられる。

タレント別テレビCM出稿量(秒数、関東地区)で首位となったのは「米倉涼子」。「楽天モバイル」「興和」などのCMに出演しており、前年の年間1位(上半期2位)からトップを維持している。2位の「綾瀬はるか」は、「ユニクロ」をはじめとした出演CMの出稿量が大きく増え上位にランクイン。テレビタレントイメージ調査でも上位常連であり、人気の高さが出稿量にもつながっていることがうかがえる。3位の「斎藤工」は、「Indeed」「興和」などに出演、トップ10で唯一の男性となった。また、5位の「芦田愛菜」は前年の113位から大きく順位を上げており、関西地区では首位となるなど飛躍的な伸びをみせている。

タレント別テレビCM起用社数(関東地区)では、「広瀬すず」が前年同時期と同数の18社で首位となった。2位の「本田翼」、3位の「永野芽郁」は、ともに起用社数が前年同時期の2倍以上と大幅に増えている。両者ともCM出稿量でもベスト10にランクインしており、多様なCMで目にする機会が多かったと言える。また、各エリアの月別CM出稿量の推移は以下グラフの通りとなっている。

リリース