新社屋外観

08 SEP

東日本放送、仙台市太白区あすと長町に社屋を移転し放送業務を開始

編集部 2021/9/8 17:00

株式会社東日本放送は、この度、仙台市青葉区双葉ケ丘から仙台市太白区あすと長町に社屋を移転し2021年9月20日(月祝)より放送業務を開始する。

新社屋は、JRと地下鉄の長町駅から徒歩5分という好立地の平坦な場所にある。建物は、突き出したガラス張りの階段とツイスト状にデザインされたフルカラーLEDでライトアップされる鉄塔が特徴的。放送設備は最新鋭のものを完備し、メインスタジオは現社屋の1.3倍の広さとなる。県内最大級の205インチ大型LEDモニタ(1.5メートル×5メートル)を設置し、報道番組の映像制作に多彩な演出効果を加える。また、1階部分は一般に開放される。

178席収納式観覧席を備える「ぐりりホール」は、換気機能などコロナ禍の感染症対策に対応し、『突撃!ナマイキTV』をはじめとする番組収録や試写会・コンサートなどイベントにも使用可能。また、こだわりのコーヒーとラテアートが自慢のカフェやショップを併設。

新社屋は、災害に強く迅速かつ正確な情報を届けられる発信拠点として整備している。災害時に放送を継続できるよう、耐震安全性を最高レベルに設定。電源供給は、本線と予備線の2系統受電にして停電リスクを軽減し、非常用発電機は2台設置。地下埋設タンクには30,000リットルの軽油を燃料として備蓄し、7日間の継続発電を可能にした。また、近隣河川氾濫の場合を想定し、1階床を1メートル高床化に整備されている。

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