14 SEP

ADKマーケティング・ソリューションズ、独自のテレビCM到達状況予測システム「TV-Navi® Advance」を運用開始

編集部 2021/9/14 09:15

株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ(本社:東京都港区)は、複雑化する消費者の生活活動に対し、テレビ番組・スポットCMキャンペーンの到達状況(リーチ・フリークエンシー)を予測するシステム「TV-Navi®」の機能をより強化した、「TV-Navi® Advance」の運用を新たに開始した。

TV-Navi® Advanceでは、ADK MSが実施する大規模生活者調査「ADK生活者総合調査」(※1)のデータのほかに、株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、以下「インテージ」)が保有する生活者ログデータ「i-SSP®」(※2)と「SCI®」(※3)を採用。これまでの性年代別ターゲットに加えて、意識・価値観・購入履歴などに基づくアドバンスト・ターゲット(※4)の個別番組・時間帯における視聴状況分析だけではなく、テレビCMキャンペーン全体におけるリーチ・フリークエンシー(※5)の予測についても提供が可能になった。

新たに強化されたアドバンスト・ターゲットのシミュレーション機能は、商品・サービスと親和性の高い見込み客を想定した上で、「リーチが最も高まる提供番組の組み合わせは?」「同じ予算で最もリーチを獲得できるスポット投下GRPの局配分は?」「番組CMとスポットCMを統合したキャンペーン全体のリーチ・フリークエンシーを効率化するには?」といったプランニング上の課題をより細かく評価することを実現。ますます複雑化する消費者の生活活動に対し、よりマーケティング目標に沿った効率的なテレビCM出稿を支援する。

*1)ADK生活者総合調査
ADK MSが毎年関東・関西エリア13,000名規模を対象に実施している、ADKオリジナルの大規模生活者調査。意識・価値観、消費行動、メディア接触などの多岐にわたる項目を、同一のサンプルに聴取したシングルソースデータとなっており、生活者を多面的に分析することが可能。

*2)i-SSP®(インテージシングルソースパネル)
インテージが提供する、国内最大規模のクロスメディアシングルソースパネル。同一個人から、1)PC、モバイル、TVなどのメディア接触ログ 2)属性/意識・実態のアンケート回答 3)消費財の購買履歴ログを収集しており、クロスメディア環境下での「情報接触」と「消費行動(購買・意識)」の関係性を捉えることができる。https://www.intage.co.jp/service/platform/issp/

*3)SCI®(全国消費者パネル調査)
インテージが全国15歳~79歳の男女52,500人の消費者から継続的に収集している日々の買い物データ。誰が・いつ・どこで・何をいくついくらで購入したのかが分かり、消費者の顔を詳細に捉え、消費者を起点としたブランドマーケティングや店頭マーケティングに活用可能。https://www.intage.co.jp/service/platform/sci/

*4)アドバンスト・ターゲット
生活者の意識・価値観・購入履歴などを元に定義されるターゲット。年齢・性別などから定義されるデモグラフィックターゲットと比べ、商品・サービスの実際のユーザーに近いターゲット像を描き出すことができる。

*5)リーチ・フリークエンシー
リーチは到達率を表す指標。ターゲット全体のうち、広告に接触した人の割合を%で示す。フリークエンシーは到達頻度を表す指標。広告に少なくとも1回以上接触した人の、平均接触回数を示す。