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TBS「もじぱ」と「TBS BELL」が2021年日本民間放送技術部門で優秀賞をダブル受賞

編集部 2021/9/17 13:00

TBS「もじぱ」と「TBS BELL」が2021年日本民間放送技術部門で優秀賞を同時受賞した。「民放連賞」は番組、CM、放送技術の向上と、放送活動の発展を図ることを目的に創設されたもので、全国の民放各社から応募された番組と事績を対象に年1回審査を実施し、優れた番組、優秀と認められた事績を顕彰している。

今回の受賞は、両システムが「質の高い番組をより多く制作・放送されること」を促したことが高く評価された。TBSのシステムが同時受賞したのは、初めてのことになる。

【もじぱ】

AI音声認識システムとTBSの字幕システムを連携させ、音声からリアルタイムで自動的に字幕を生成するシステム。特殊な訓練や、人材の確保や育成には時間や労力がかかった生放送の字幕付与作業を、より迅速に効率化に繋げたTBSが独自に開発したシステム。「もじぱ」はこれまでも一般社団法人映像情報メディア学会主催「2020年度・第48回コンテンツ技術賞」を受賞。

【THE BELL】

コロナ禍での新しい映像表現として急増した、会議システムを使った簡易中継スタイルの進化版「TBS BELL」。わずか2か月というスピードで発想から開発、運用を開始し、レイアウトを自由に決めれるなど、テレビ局ならではのコンテンツ制作に特化した使いやすさを追求、すでに、大型番組などの実績を積み重ね、「身近で臨場感のある楽しい番組作り」を支える演出の1つとして浸透。このような実績が評価され、「技術のギャラクシー賞」とも呼ばれる2020年度「一般社団法人日本映画テレビ技術協会第74回技術開発賞」も受賞している。

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