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阪神コンテンツリンク、視聴率データとTVメタデータを紐づけた「CHART insight Plus」を提供開始

編集部 2021/9/22 11:00

阪神コンテンツリンク(本社:大阪府福島区)のビルボード事業部は、音楽アーティストや楽曲の効果的な地上波番組露出を分析できる新サービス「CHART insight Plus」の提供を開始した。

「CHART insight Plus」では、阪神コンテンツリンク(Billboard JAPAN)の提供するチャートデータに、ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区)の提供する視聴率データと、エム・データ(本社:東京都千代田区)の提供するTVメタデータを掛け合わせることで、チャートインしている楽曲がどの時期にどのような番組に露出し、その番組平均視聴率がいくつだったのかを、時系列で確認できる。

■『CHART insight Plus』で提供する画面サービス例

1.楽曲分析シート
指定した楽曲のチャート変遷(折れ線グラフ)とともに、露出番組の番組平均視聴率の合算(棒グラフ)および露出した番組のリストを視聴率データと共に組み合わせたもの。これによって地上波に露出して最大効果をあげる適切なタイミングはいつか、どの番組を組み合わせれば最大の露出効果をあげうるかを確認することができる。

2.番組分析シート
指定した番組の視聴率変遷(棒グラフ)とともに、露出楽曲のチャートデータおよび視聴率データをリスト化したもの。もっとも効果をあげた楽曲や当該番組が、もっとも効果をあげる指標を確認できる。

3.タイアップ分析シート
ドラマタイアップ曲のチャートデータとそのドラマの番組平均視聴率データを2つ並べて比較しながら見ることができる分析シート。並べることにより、同じクールや同じ枠のドラマで露出効果を比較することもできる。

コロナ禍の長期化で非ライブ事業(楽曲購入やストリーミング・サービス等による音楽コンテンツ収益化)の重要性が一層高まる中、プロモーション精度がその成否を大きく左右する。

効率的・効果的に地上波番組への露出を行うためにはどうスケジューリングすべきなのか。過去から現在までの多様な事例をひと目で確認・分析できる「CHART insight Plus」は、レーベルや音楽事務所、テレビ局、広告会社などにとって各プロモーションの精度をより向上させるサービスになりそうだ。

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