02 OCT

TBS『日本沈没』が国連とコラボ 杏がアンダーセン国連環境計画事務局長と対談

編集部 2021/10/2 08:00

TBSにて10月10日(日)よりスタートする日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(毎週日曜21:00~)のメインキャストのひとりである杏と、国連環境計画(UNEP)のインガー・アンダーセン事務局長のスペシャル対談が実現。ドラマのメインテーマである環境問題について「未来はあなたの手の中に。ドラマでインスピレーションを得て、行動を起こして」と視聴者にメッセージを送った。

『日本沈没―希望のひと―』は、地球環境がテーマ。原作は、1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」。48年の時を経て大きくアレンジが加えられた今作では、原作でも描かれていた「地球環境の危機」が、2021年バージョンとして現代に照らし合わせて鮮明に描き出されるという。

作中で杏が演じる記者は、迫りくる日本沈没という環境危機に気付き、ジャーナリストとして国民に伝えるという使命を背負っていく。気候変動や地球温暖化について世界の人々に伝え、行動を促すというUNEPの使命とも相通ずることから、今回の対談が実現した。インガー・アンダーセンは、国際連合の機関の中で環境問題、特に危機的な状況にあると言われる地球温暖化とそれによって引き起こされる気候変動への対策で主導的な役割を果たす人物。対談は、ドラマが描くフィクションの世界をきっかけに、現実の世界が抱える課題への強いメッセージが込められた内容となった。

杏は、気候変動の話題にとどまらず、メディアの役割やリーダー論、ジェンダー教育など、さまざまなテーマについて質問。また国連のSDGs(持続可能な開発目標)について「女優としてエンターテインメントがSDGsにポジティブな影響を与えることができればと常々思っている」と語ると、アンダーセン事務局長からは「エンターテインメントは非常に強力なツールで、あなたのような人からの発信が人々の心に届く」とエールが送られた。

UNEPの本部があるアフリカ・ケニアと東京・TBSをインターネットでつないで行われた今回のインタビューは、10月10日(日)に放送されるドラマ初回当日のナビ番組にて一部放送される。また、インタビュー全編は、TBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」にて公開予定。

インガー・アンダーセン 国連環境計画(UNEP)事務局長

「(視聴者の皆様へ)未来はあなたの手の中にあります。あなたがすること、しないことが、未来に影響を与えるのです。ドラマでインスピレーションを受けて、自分自身で行動を起こしてください。私たちは変化を起こすことができると希望を持ち続けて」

日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』番組公式サイト

番組公式ツイッター

番組公式インスタグラム

TBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」