04 OCT

サイカ、データで成果にコミットするアドソリューション「ADVA(アドバ)」の具体的な実績を公開

編集部 2021/10/4 17:00

株式会社サイカ(本社:東京都千代田区)は、自社が提供するデータで成果にコミットするアドソリューション「ADVA」が2021年9月29日にサービス提供開始から1周年を迎えたことを機に、各サービスの活用事例を公開した。

ADVAとは

ADVAは、データサイエンスを駆使して、マーケティングの成果を最大化させるサービス。広告効果の可視化や最適な予算配分をはじめ、テレビCMのクリエイティブ分析・制作から、メディアプラン二ング・バイイングまでワンストップで行う、下記4つのサービスラインナップがある。

(1)国内No.1の広告効果分析ツール(*1)「ADVA MAGELLAN(アドバ マゼラン) 」
(2)脳波解析とデータサイエンスを活用し、成果につながるテレビCMを企画・制作する「ADVA CREATOR(アドバクリエイター) 」
(3)データサイエンスで、テレビCMの成果を最大化させるメディアプランニング「ADVA PLANNER(アドバ プランナー) 」
(4)業界初、成果報酬型のメディアバイイング「ADVA BUYER(アドバ バイヤー) 」

これらを組み合わせて活用することで、企業の事業成果にコミットし、マーケティングの成果を最大化することを目指している。

ADVAについて

【活用事例1】テレビCM単体で約43%の申込数が増加した、大手金融企業における実績

※ADVA MAGELLAN、ADVA PLANNER、ADVA BUYERの活用事例

【課題】
この企業では、マーケティングにおいて、ターゲティング広告などの顧客獲得系施策の偏重によりCPA(顧客獲得単価)が悪化。また、コロナ禍における消費者のライフスタイルの変化に伴い、テレビCMの重要性に対する認識が増していた。しかし、コロナ禍において最も重要な媒体であるテレビCMの、事業成果(この企業の場合は申込数)に対する適切な評価ができていないという課題を抱えた。

【対策】
広告の最適な予算配分を明らかにするADVA MAGELLANを用いて分析を行った結果、テレビCM予算を8%増額することにより、申込数が5%増加することが示唆された。

併せて、ADVA PLANNERを使用して、テレビCMのプランニンの見直しを実施。申込数を最大化させるプランニングに基づき、各エリアにおけるテレビ局の選定及び線引きの最適化を実施。加えて、テレビCM出稿を、事前に企業と合意した目標成果を上回った場合のみ、マージン支払いが発生する成果報酬型のサービスであるADVA BUYERにて行った。

【結果】
ADVA導入前と比較して、テレビCM単体で約43%の申込数増化に成功。さらに、申込数全体においては、同予算で約11%の申込数増を達成した。

【活用事例2】購入数を約70%増加させた大手小売企業における実績

※ADVA CREATORの活用事例

【課題】
この企業では、コロナ禍で広告に対する投資判断がシビアになり、確実性が高く成果につながるクリエイティブ制作の重要性が増しているなか、「テレビCMにおいて、成果につながるクリエイティブ要素を明らかにしたい」という課題があった。

【対策】
ADVA CREATORを活用することにより、目標とする成果「購入意向の向上」を達成するために必要な脳波の特徴とクリエイティブの要素を分析により明らかにし、狙った成果につながるクリエイティブを制作した。

【結果】
テレビCMの放送前後で、購入数は約70%増加。また、同時期に放送していた他社の制作したテレビCMと比較しても、購入数は約50%多い結果となった。

(*1) クロス・マーケティンググループの株式会社ショッパーズアイが、マーケティングミックスモデリングツールおよびオンオフ統合分析ツール10社を対象としたイメージ調査を上場企業のマーケティング担当者149名に対して行った調査

●調査期間:2019年10月16~18日
●調査概要:マーケティングミックスモデリングツールおよび、オンオフ統合分析ツール10社を対象としたイメージ調査
●調査手法:インターネット調査
●調査対象者:22~69歳、男女、全国、マーケティング職種、上場企業勤務、テレビCM出稿企業勤務している方149名