08 OCT

CCCマーケティング、「関西・中京エリアのTVCM枠」販売を開始

編集部 2021/10/8 12:00

ユニークデータ(※1)をもとにマーケティング・ソリューション事業を展開するCCCマーケティング株式会社(以下、CCCマーケティング)は、2021年7月に関東エリア局を対象としたTVCM枠の販売代理業を開始し、プランニング・バイイング・検証が一気通貫で叶う「TVCMの循環型マーケティング」を実現。さらに10月より関西エリアの準キー5局と中京エリアの広域5局のTVCM枠の販売も開始した。

CCCマーケティングは、これまで全国の広告主や広告会社に向けて、7,000万人を超えるT会員の購買データと、日本全国約46万人のテレビ視聴データを連携したマーケティングデータ(※2)を活用し、課題分析からターゲット設定、デジタル広告や郵送型DMなどのプロモーション媒体におけるメディアプランニング、効果検証などのマーケティングをサポート。

2020年には関東・関西・中京エリアのTV視聴データと購買データを連携したマーケティングデータを基に、マーケティングターゲットへの効果が最適な番組の組み合わせを比較・発見できるTVCM出稿分析ツール「MKW Program Optimizer(※3)」を開発し、2021年にはTVCM枠の販売を開始。TVCMのプランニング・バイイング・検証までワンストップで行う「TVCMの循環型マーケティング」を確立した。

「TVCMの循環型マーケティング」は、ローカルタイムに加え、SAS(Smart Ad Sales、※4)で販売されるTVCM枠にユニークデータを連携。デモグラフィックではできなかった詳細なマーケティングターゲットに対するリーチ、一人当たりFQ(フリクエンシー)、リーチ効率(CPM)、imp(インプレッション)単価など、多様なKPIを基にした組み合わせ枠の設計ができる。

さらに、ニューノーマル時代における生活者の行動の変化により、デジタル広告などの併用がより求められる今、CCCマーケティングが展開する各種ソリューションメディアと連携(※5)することで、さらなる投資対効果を期待できるクロスメディアのマーケティングプランニングも可能。CCCマーケティングが有するデータを基に、「デジタル広告やTVCM接触者が自社ブランド商品を実際に店舗で購買したかどうか」という購買効果をシングルIDで可視化できることも大きな特徴といえるだろう。

■「循環型のTVCMマーケティング」の概要

①出稿プランニング
・可能なセグメント:購買経験者を始め、1歳刻みからの性別年代、その他基本的なデモグラフィック(子持ち、自動車保有、世帯年収等)など広告主目線のセグメント設定が可能
・評価指標:リーチ率、リーチ人口、FQ、imp単価など
・クロスメディア評価:CCCマーケティングが展開する各種ソリューションメディアと、上記セグメントや評価指標で連携が可能(https://www.cccmk.co.jp/services

②バイイング(販売代理)
・対象エリアおよびTV局:関東民放5局(日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョン)、関西民放5局(読売テレビ、朝日放送テレビ、毎日放送、テレビ大阪、関西テレビ放送)、中京民放5局(中京テレビ放送、名古屋テレビ放送、CBCテレビ、テレビ愛知、東海テレビ放送)

③効果検証
・購買行動の検証:7,000万人を超えるT会員の購買データとテレビ視聴データがシングルIDで繋がる大規模なデータベースを用いて、マーケティングターゲットにおけるTVCM放映後の購買行動を検証

※1)ユニークデータとは、7000万以上のシングルID、年間50億件以上の購買トランザクション、20万店舗のネットワークで扱われる60億種類の商品データ、数千項目からなる顧客DNAのペルソナデータ、オフライン・オンライン上の移動・行動データやメディア接触データ、またCCCMKグループオリジナルのエンハンスデータなどを指す
※2)個人を識別できないように統計加工処理を行った2021年9月末現在
※3)関東・関西・中京エリアの46万人のTV視聴データと購買データが連携したマーケティングデータを活用し、様々なマーケティングターゲットへの効果が最適な番組組み合わせを比較・発見できる分析ツール(https://www.ccc.co.jp/news/2020/20201110_001965.html
※4)従来の番組提供(タイム)やGRP購入(スポット)と異なり、「15秒CMを1本単位」で購入できる新たなバイイング手法