12 OCT

TVISION INSIGHTS、TBS『キングオブコント2021』の 「視られている量」を分析

編集部 2021/10/12 16:30

各家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビの「視られている量」を測るTVISION INSIGHTS株式会社(本社:東京都千代田区、以下TVISION)は、2021年10月2日(土)にTBS系で放送された『キングオブコント2021』がどれくらいよく見られていたのかを分析した。

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■特にMF1、2層(男女20~49歳)の視聴者を釘付けにしていた!

優勝したコンビ「空気階段」が史上最高得点を叩き出し、審査員から高い評価を獲得していたことをはじめ、他のコンビやトリオも軒並み高得点を獲得。これまでで最もハイレベルだったと言われている『キングオブコント2021』。

まずはじめに、同時間帯に放送されていた他の番組と、視聴者にどのような差があるかを調査。TBSと裏番組(日本テレビ、テレビ朝日、テレビ東京、フジテレビ)を属性別で比較すると、特にMF1、2層(男女20~49歳)の視聴者のアテンション含有率※が、TBSのほうが大きくプラスになっていることがわかった。今大会から審査員も若返り、決勝進出者も若手が多くいたことから、同じ年代の視聴者の注目を集めていたことが伺える結果となった。

※「アテンション含有率」とは、テレビがついている時に視聴者がどの程度テレビ画面に顔を向けているか、その注目を表す指標のこと。

■シーンごとに分析:優勝した「空気階段」のファーストステージ、優勝後のインタビューのシーンで視聴者の注目を集めていた!

次に、番組をよく見ていたMF1、2層の視聴者は、どのシーンに注目して見ていたのかを調査。1分毎の視聴状況の推移を現した上記グラフを見ると、最も注目を集めたのは、優勝した「空気階段」が、ファーストステージで披露したコントが審査員から高い評価を得て史上最高得点を叩き出し、全出演者の中でトップに立ったシーンだった。面白さに加えて、「空気階段」の二人が舞台の上を動き回り、さらに展開もめまぐるしく変わる設定だったため、視聴者も画面に釘付けになったようだ。

続いて2番目に注目を集めたのは、優勝後のインタビューで「空気階段」のもぐらが「ご家族を養っていきます」と答えているシーン。2位のコンビとの得点差が大きく開いており、視聴者も、納得の優勝だったのではないだろうか。

■アテンション含有率をスピーディーにチェックできるツール「Telescope」について

Telescopeは、スポット出稿やレギュラー番組が視聴者からどれくらい見られていたのかを「把握」「振り返り」「次回出稿時のプランニング」までを一気通貫にサポートするためのBIツール。テレビデータへのエントリーツールとして、競合他社のデータと自社の出稿状況や、見られ方の状況などを簡単にチェックできるのが特徴だ。

現在、Telescopeは無料でのアカウント登録が可能とのこと。無料アカウントの登録に申し込むと、毎週更新される個人全体のCMランキングをはじめ、ランキングに掲載されているCMは、推定GRPや、毎秒でのCM視聴状況などもチェックできる。詳しくは下記まで。

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