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TBS主催「DigiCon6 ASIA Awards」にエントリーされる「DigiCon6 JAPAN」最優秀作品が決定

編集部 2021/10/18 13:00

2000年よりTBSが主催し、毎年開催されている映像コンテスト「DigiCon6 ASIA」の今年の日本国内の優秀作品が決定。10月16日(土)に受賞者を表彰する「DigiCon6 JAPAN Awards」が、東京・恵比寿の東京都写真美術館ホールで開催された。

今年の「DigiCon6 JAPAN」に応募された作品は、過去最多となる453点。応募者年齢も9歳~77歳と幅広く、その中から最優秀作品Goldに選ばれたのが矢野ほなみ(29)作の「骨嚙み」。また、18歳以下対象のYouth部門のGoldには、三代朋也さん(19・作品制作時18歳)作の「難若者」が受賞した。

「DigiCon6 JAPAN Awards」Goldを受賞した矢野ほなみ(右)
「DigiCon6 JAPAN Awards」受賞作品「骨嚙み」

「骨嚙み」は、手書き点描の手法を使って、地域に伝わる葬儀の風習をテーマに2Dアニメーション化した作品。審査員の野村辰寿さんは「映像的に画期的な表現。匂いがあり色があり、その場の質感や空気、心のざわめきをも喚起させるという点で、映像の可能性を意識して挑戦した作品」と評価。矢野さんは「子供であればこういう言い方をしないだろうとセリフに関しては推敲を重ねた」と作品作りの苦労を振り返り、「自分のやるべき仕事は作品を作り続ける事」と決意を語った。

「DigiCon6 JAPAN Awards」Youth Goldに選ばれた三代朋也(右)
「DigiCon6 JAPAN Awards」Youth Gold受賞作品「難若者」
「2021 DigiCon6 JAPAN」受賞作品一覧

「DigiCon6 ASIA」は、優れたコンテンツクリエイターを応援し相互理解を促すことを目的に開催。プロアマ、年齢問わず参加することができ、2006年からはアジアの参加を呼びかけ、今年は日本の他に、インド、インドネシア、ウズベキスタン、韓国、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中国、香港、マレーシア、ラオス(※50音順)で地域大会が実施されている。

「DigiCon6 JAPAN Awards」で決定したGold、Silver、Next Generation作品は、11月20日(土)に東京・丸ビルホールで開催予定の「DigiCon6 ASIA Awards」に日本を代表する作品としてエントリーされ、アジアの他の参加地域の作品とアジアNo.1を競う。

 「DigiCon6 JAPAN」入賞作品画像は、2021年10月31日(日)まで下記よりダウンロードして見ることができる。

入賞作品画像について

「DigiCon6 ASIA」関連情報

「DigiCon6 ASIA」公式サイト

「DigiCon6 ASIA」公式Facebook

「DigiCon6 ASIA」公式YouTube