21 OCT

朝日放送テレビ、『阪神淡路大震災取材映像アーカイブ』サイト&書籍が2021年度グッドデザイン賞を受賞

編集部 2021/10/21 12:50

朝日放送グループホールディングス株式会社(本社:大阪市福島区)は、グループCSR活動の一環として、阪神淡路大震災発生から25年を迎えた2020年1月より、同社グループが保有する震災映像を、防災・減災のために広く活用していただけるよう多様な方法で一般公開しているが、この度、「阪神淡路大震災取材アーカイブプロジェクト」のウェブサイト「激震の記録1995取材映像アーカイブ」、ならびに20年12月に出版された書籍「スマホで見る阪神淡路大震災災害映像がつむぐ未来への教訓」(著者:朝日放送テレビ木戸崇之出版:西日本出版社)が、「2021年度グッドデザイン賞」を受賞した。

今後も、防災・減災情報の未来への伝承とより有効で多様な社会共有の方法を考え、このプロジェクトを進めていく方針だ。

<グッドデザイン賞評価者コメント>
放送局内でしか閲覧できなかった膨大な数の取材映像を、位置関係や会話テキストを付加したデータベースとしてウェブサイトに公開することで、有用かつ貴重な情報へと変貌させている。また、公開された映像はどれも演出などが施されていない編集前の素材であるため、当時の状況をドキュメンタリーとして未来へ伝承できる点も効果的である。アーカイブを長期間維持していく取り組みとして、書籍と組み合わせるプロジェクトを展開するなど、まさに放送局だからこそできる情報共有のあり方を示したと言える。

2021年度グッドデザイン賞受賞番号21G151379:

「激震の記録1995取材映像アーカイブ」