29 OCT

テレビ新潟、社員幸福度向上を目指し「働き方改革コンサルティング」を導入 高生産性組織への変革へ

編集部 2021/10/29 17:00

株式会社テレビ新潟放送網(以下、TeNY)は、株式会社ワーク・ライフバランス(以下、ワーク・ライフバランス)が2006年の創業以来1,000社以上に提供してきた「働き方改革コンサルティング」を導入。これにより、働き方改革を進めこれまでにないコンテンツ創出、業務改革などあらゆる分野でのデジタルシフトの推進を図る。

導入の背景

TeNYは、テレビ業界が大きな変革の時代を迎えるなか、自由な発想で新事業を生み出していける新しい組織・働き方への転換が課題となっていた。業界構造から、より良い番組制作のために、編集や取材対応での長時間労働が常態化していたため、企業としての人材の多様性が損なわれていることも課題だった。これらを解決するため、テレビ局の常識にとらわれない業務の仕方への変革とコストパフォーマンスの向上をする必要があると考え、特に2020年に発生したコロナ禍で新しい仕事様式の導入に対する社会的要請が高まったこともあり、長年この分野で実績を出しているワーク・ライフバランスの働き方改革コンサルティングの導入にいたった。

取組み内容

2020年6月に新社長が就任し、社長からの「TeNYで働く人たちが幸せになってくれることを目指す」という号令のもと、全社を上げての働き方改革がスタート。まずは、2021年9月より、制作部と営業部の2チームを対象にコンサルティングを導入し、各チームで「自チームがもっと良い仕事をするには」を考えながら進める“心理的安全性追求型”の働き方改革を行った。また、管理職を対象にテレビ新潟の新しい働き方を考える研修を実施し、コンサルティングを導入しない部署でも自ら働き方改革を進められるようなノウハウを提供することで、全社一丸となった働き方改革に取り組む。。

これらの取組みにより、日常的な業務課題の解決等に関する議論を進めるとともに、組織内の心理的安全性の向上にも寄与し、次年度以降の取組み部署の拡大に向けた成功事例の創出を支援する。

導入の決め手

・1000社を超える働き方改革コンサルティングで成果を出した実績

ワーク・ライフバランスの働き方改革コンサルティングは、2006年の創業以来1000社を超える企業に提供され、定量的な成果を創出している。

TeNYではワーク・ライフバランス代表取締役社長小室淑恵の講演を実施後、自社内での推進のためにワーク・ライフバランスのワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座を人事担当者が受講し、社内で変革を進めたが、よりダイナミックな改革に向けて、実績に裏付けられた豊富なノウハウ・知見を持つ株式会社ワーク・ライフバランスのコンサルティングサポートを決めた。

・組織全体を改革するためのサポート体制の充実

働き方改革コンサルティングは、現場の働き方改革の支援は当然のことながら、さらに人事部やダイバーシティ担当部署の中長期的な戦略立案もサポートしている。

・チームビルディングや管理職のマネジメントスキル向上への支援

組織の働き方改革にはチーム内のコミュニケーションの円滑さや管理職のマネジメントスキルが必要。一朝一夕では身に着けにくいこれらのポイントについても、コンサルティング期間中、継続的な関わりを持つことでコミュニケーションの土台作りやスキルアップを支援しする。働き方改革コンサルティングは、ビジネスコーチングの資格を取得したコンサルタントが担当するため、人事担当だけでは手が回りにくい部分にも、きめ細やかなサポートにも期待が寄せられた。