08 NOV

闇、お化け屋敷プロデューサー五味弘文のオフィスバーンと業務提携契約を締結

編集部 2021/11/8 15:00

株式会社闇(MBSメディアホールディングスグループ)は、日本を代表するお化け屋敷プロデューサー五味弘文が代表を務める株式会社オフィスバーンと業務提携契約を締結。五味は、株式会社闇エグゼクティブプロデューサーに就任することを発表した。

両社のタッグは、日本が世界に誇るホラーエンタメにおいて従来の概念を超えた斬新なイベントやデジタルコンテンツを国内外の市場に投入していくためのパートナーシップ強化が目的。ミッション型お化け屋敷を生み出すなどイベント業界のパイオニアであるオフィスバーン社と、ホラーとテクノロジーを融合した「ホラテク」で新しい恐怖体験を創出する闇が協業することで、ポストコロナの国内外エンタテインメント業界に、新しいインパクトとさらなる活力を生み出すことが期待される。

■五味弘文(株式会社オフィスバーン 代表取締役)コメント

株式会社オフィスバーンでは、長年にわたって、ライブエンタテインメントとしてお化け屋敷を制作してきました。「生(ライブ)で恐怖を体験する」ということは、他のエンタテインメントにはない特殊な楽しみを生み出します。そのため、それを追求し、深く掘り進めていくことは、非常に興味深い仕事でした。

しかし、社会はデジタル化へと変化を始め、そのことによって「ライブ」という概念も変わりつつあります。かといって、エンタテインメントにおいて、人々が「ライブ」の要素を求めなくなったわけではありません。むしろ、ライブエンタテインメントに対する希求は高まっていると感じています。

今回の業務提携は、我々の培ってきたライブエンタテインメントの蓄積が、株式会社闇の得意とするデジタルエンタテインメントのエネルギーと化学反応を起こし、そこに新しい形のホラーエンタテインメントの創造を目指すものです。同時に、それとは逆方向へ、すなわちデジタルにライブを注入する試みでもあります。この新たな取り組みに、ご期待ください。

■頓花聖太郎(株式会社闇 代表取締役副社長CCO)コメント

株式会社闇の設立時から、五味さんとお仕事をご一緒する機会に恵まれておりましたが、五味さんの現場に向き合う姿にはいつも驚かされておりました。いかなる状況でもゲストを楽しませようとする徹底した姿勢、そして、現場の逆境を誰よりも楽しんで乗り越えていく姿勢。技術面や演出面だけでなく、仕事への向き合い方など、学ぶべきことが多くある大先輩と、こういった形で共に取り組んでいけることを私たちは心より嬉しく思います。

同時に、私たちの得意とする「テクノロジー」と五味さんの企画力、演出力とを掛け合わせれば、より怖く、より新しく、より楽しんでいただけるコンテンツを皆さまに提供できると確信しております。

ホラーというエンタテインメントは、さらに面白さを追求できる、手つかずの財宝が眠る領域だと感じています。魅力を啓発することができれば、ホラーを楽しめる人口は今よりも格段に増えていくはずです。その可能性をより広げていけるよう、私たちだけでなく、業界全体で手を取り合って取り組んでいければと考えております。今回の業務提携が、ホラー業界盛り上がりの革新的な一歩となるべく全力を注いでまいりますので、ご期待ください。