17 NOV

日本テレビ、ビーグリーと資本業務提携契約を締結

編集部 2021/11/17 09:00

日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区)は、コミック配信サービス「まんが王国」を軸に、コンテンツプロデュースを行う株式会社ビーグリー(以下「ビーグリー」)と資本業務提携契約を締結したことを発表した。

日本テレビグループは、これまでアニメ、ドラマ及び映画の製作等のコンテンツ制作力を強みに、テレビ放送事業や動画配信事業のほか、他の映像系コンテンツに係る取り組みとしての映画事業に加え、イベント事業、物品販売事業など幅広い領域で様々なコンテンツをプロデュース。

一方、ビーグリーグループ(ビーグリー及び連結子会社6社からなる企業グループ)は、データドリブンな運用を強化し、“お得感No.1”戦略のもとで成長を続ける「まんが王国」を中核としたプラットフォームセグメントと、女性向け漫画ジャンルを得意としデジタルシフトが順調に進捗する総合出版社である株式会社ぶんか社を中核とするコンテンツセグメントにおいて、ファンとコンテンツをつなげるために「創る」「選ぶ」「届ける」の3つの価値を提供してきた。

両社は、2021年2月に地上波を活用した新たな漫画創作手法として共同企画番組『THE TOKIWA』を制作するなど、それぞれの強みを生かした新たなコンテンツの価値を創造してきた。今後は、両社のリソースを拠出し活用し合うことで、「共同IP(知的財産)開発」「既存IPの利活用の拡大」を行い、コンテンツプロデュースカンパニーとしてさらなる継続的成長を目指していくという。

【業務提携の内容
①ビーグリーグループが創作・原作に関与し、映像化、商品化及び翻案等の二次利用に関する権利を取得するコンテンツの二次利用に関する協業(コンテンツの当社の地上波枠での放映を含む)並びに必要な権利の取得
②当社グループとビーグリーグループが共同で創出・育成したコンテンツ及び作品等の電子出版、ゲーム、アニメ、ドラマ化、商品化等による二次的著作物の共同での制作・利用
③当社グループとビーグリーグループによるコンテンツ及び作品等の創出、育成(企業やコンテンツへの共同での出資や投資の検討含む)
④原作創出、作家発見プロジェクト又はこれらに類似する企画の共同実施の提案
⑤既存のコンテンツに関する二次利用の参考となるマーケット情報の共有

リリース