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関西テレビ、ルミエール・ジャパン・アワード2021の「8K部門」で特別賞を受賞

編集部 2021/11/18 11:00

関西テレビ放送株式会社(以下、カンテレ)が制作した8K/HDR作品『さくらノート』が、先進映像協会 ルミエール・ジャパン・アワード2021の「8K部門」で特別賞を受賞した。

この作品は、カンテレ超高精細映像制作チーム「UHD-works」による8K制作第三弾、同社初の8Kドラマとして、淡路島を舞台に制作されたもの。11月17日に開催された「InterBEE2021」の一環として、VR空間におけるバーチャルステージで表彰式が行われた。

先進映像協会は、先進映像コンテンツに関わる国際団体で、同協会の日本部会は、2011年より優れた先進映像コンテンツの表彰を行っている。同社作品ではこれまで、2018年に『つくるということ』が「UHD部門(8K)特別賞」を、2019年に『小夏日和』が「4K部門 特別賞」を受賞している。

「さくらノート」(本編19分58秒)

【出演】柿原りんか
【音楽】ikire (Special Thanks 岩井俊二)
【内容】ある島に、東京から中学生の美島咲が転校してきた。その小さな島は、咲の母が生まれ育った場所。転校初日、咲は教壇に立ち言い放つ。「私は、この島が大嫌いです!」島の小学生はたったの11人。中学生は咲を入れても4人だけ。カフェも、コンビニも、信号も、警察もない。美容院や映画館もないので、船で隣の大きな島に渡るしかない。東京とは真逆の何にもない生活に嫌悪感を示す咲だが、ふと訪れた学校の図書室で一冊のノートを見つける。「さくら」と書かれた不思議なノートに導かれ、少しずつ島を知る咲。都会では気づけなかった何かが、咲の心に芽生える。そしてー。

【スタッフ】
<監督・脚本・プロデューサー・編集・カラーグレーディング> 矢野数馬(カンテレ)
<撮影> 樋口耕平(カンテレ) <技術プロデューサー> 横山和明(カンテレ)
<照明> 中村貴志(カンテレ) <映像技術> 帆足聡一郎(カンテレ)
<録音・MA> 井田憲吾(カンテレ) <音響効果> 中嶋泰成・太田達也
<国際・英語字幕> 端崎優子(カンテレ) <ロケーションコーディネート> 津守会美

【協力】洲本市、南あわじ市、淡路市、淡路花博20周年記念事業実行委員会、淡路島くにうみ協会 他
【特別協力】淡路島フィルムオフィス

【制作著作】カンテレ

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