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TVISION、11月テレビCMランキングを発表 1位は三井住友銀行

編集部 2021/12/16 17:00

各家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンの「視られている量」を測るTVISION INSIGHTS株式会社(東京都千代田区、以下「TVISION」)は、2021年11月1日から11月30日に放映されたテレビCMについて、TVISION独自の指標「Cスコア」でランキングを集計。その結果を発表した。

■個人全体・コア視聴層 テレビCM CスコアランキングTOP3

個人全体、コア視聴層の1位は、三井住友銀行「UPDATE!SMBC 第1話 新しい銀行の使い方」篇。同CMは、内村光良が多くの後輩からリスペクトされる上司・内村チーフを演じ、吉高由里子がその部下を演じるというコメディ仕立ての物語が展開。時間に追われる内村光良のピンチを、吉高由里子が“心の声”でサポートしながらサービス紹介する場面が注目を集めたと考えられる。

個人全体2位は、SUBARUフォレスター「頼れる相棒。」篇がランクイン。そのほか個人全体の3位、コア視聴層の2位には、滝藤賢一、筧美和子、三宅亮輔が出演するレイクALSA「タクシー」篇がランクインした。

男性・女性 テレビCM CスコアランキングTOP3

男女別のランキングでも、男性1位は個人全体・コア視聴層と同様に三井住友銀行「UPDATE!SMBC 第1話 新しい銀行の使い方」篇が獲得。Cスコアも143と高く、男性を中心に注目を集めたと考えられる。

一方、女性1位は、IHI「お笑い 社会インフラ」篇。同CMはいま注目の若手俳優である塩野瑛久が、お笑いの世界を目指し勤めている会社に辞表を出す場面から始まり、テンポよく連想ゲームが展開。最終的にIHIの高い技術力によって製作された「吊り橋」へと続く構成が注目を集めたようだ。

■Cスコア(クリエイティブ・スコア)とは?

※Cスコアは平均値が100。例えば、Cスコアが150のクリエイティブAと100のクリエイティブBがあったとき、放送された時間枠の影響を除くと、クリエイティブAはクリエイティブBの1.5倍注視されたと評価できる。