ビデオリサーチは、2021年のテレビ視聴率を徹底調査。2021年1月1日～12月19日に放送された、15分以上の番組を対象（※いずれも関東地区）に、「2021年最もテレビが見られたのはいつ？」「東京2020オリンピック競技別視聴率」「ジャンル別個人視聴率」「ターゲット×ジャンル別視聴率」の各ランキングのベスト３を発表した。

東京2020オリンピック視聴率ランキング

今年の最大のトピックは、やはり東京2020オリンピック／パラリンピック。コロナ禍で無観客開催となった世界最大のスポーツイベントは、多くの人が視聴。なかでも1984年ロサンゼルス大会以来となる金メダルを獲得した、野球が20％を超える高視聴率を記録した。

ジャンル別個人視聴率ランキングベスト3

ジャンル別個人視聴率ランキングで際立つのは、やはり東京2020オリンピックの注目度。開会式の視聴率が40％を記録し全ジャンル1位を獲得すると、2位にも閉会式がランクイン。また、箱根駅伝も復路・往路ともに高視聴率を記録。お正月の風物詩となった同イベントの変わらない人気の高さがうかがえる結果となった。

ターゲット×ジャンル別視聴率ベスト3

今年、大流行した『鬼滅の刃』。ジャンル別個人視聴率でアニメ部門、映画部門で1位を獲得すると、ターゲット×ジャンル別の10代アニメ部門では2作がトップ3に入るなど、今年を象徴する作品となった。また、注目されるのは、ジャンル別ドラマ部門で1位を獲得した『ドラゴン桜』（TBS）。週刊漫画モーニングを原作とする同作品は、男性だけでなく、女性からも人気を集めたようで、女性20～34才×ドラマのランキングで『逃げ恥』に次ぐ2位に入った。

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