28 FEB

岡山放送、番組投票データ等をエリアマーケティング会社と合同分析

編集部 2022/2/28 18:00

岡山放送株式会社(本社:岡山県岡山市、以下OHK)は、番組への視聴者投票データや番組提供スポンサーが保持する商品販売データと、技研商事インターナショナル株式会社(本社:愛知県名古屋市、東京本社:東京都新宿区、以下技研商事インターナショナル)が保有するエリアセグメンテーションデータを用いたマーケティング分析を合同で行い、番組制作や番組広報活動への活用と、提供スポンサーの販促活動や商品開発に使用できるデータの提供を開始することを発表した。

「c-japan」居住者特性一例

分析対象としたのは2021年9月に放送した『おかやまラーメン博グランプリ2021』の岡山県居住者3,856件のラーメン店投票データで、技研商事インターナショナルが保有する分析システム「MarketAnalyzer™ 5(マーケットアナライザーファイブ)」と、エリアセグメンテーションデータ「c-japan®(シー・ジャパン)」を用いることで、番組や各ラーメン店に興味を持ったエリアの特定だけでなく、その地域の特性や居住者・顧客像の可視化を実現。

エリアセグメンテーション分析イメージ

年齢や家族構成、住宅環境、就業などの特性に、「年収」や「地価」も加味した独自の分類技術で、地域や居住者の特性を「独身貴族」や「やりくり上手なニューファミリー」等、想起しやすい36のセグメントに分類することで、任意のエリアやそこに住む人を具体的に分析できるデータを活用し、番組や番組内で紹介されるラーメンへの関心の高いエリアとそのペルソナを可視化することに成功した。

番組タイアップ商品「銘店伝説 一照庵」

岡山放送、番組タイアップのチルド麺を先行販売!『おかやまラーメン博グランプリ2021』1位の味を家庭に

分析データは番組提供スポンサーの株式会社アイランド食品(本社:香川県綾歌郡綾川町)が2月23日(水・祝)に岡山で先行発売した番組タイアップチルド麺『銘店伝説 一照庵』の販促活動に活用。また今春には、対象商品の販売データを集計・分析し、番組投票データの分析結果とかけ合わせて検証することで、番組に興味を持ったエリアや居住者特性と、商品販売の相関関係を明らかにしていくことで、提供スポンサーの今後の販促利用や商品開発に役立つデータの提供も行う予定だという。