17 MAR

博報堂ケトル、ミュージッククリエイティブ事業「Boil Music」設立

編集部 2022/3/17 16:00

株式会社博報堂ケトル(本社:東京都港区以下、博報堂ケトル)は、株式会社博報堂キャスティング&エンタテインメントと連携し、広告の枠を超えた、音楽とクリエイティブの力で新たなビジネスを創造する事業として「Boil Music」を立ち上げたことを発表した。

博報堂ケトルは、テレビCM・ウェブCMなど動画コンテンツにおける音楽制作やタイアップ楽曲の制作/ディレクションといった広告ビジネスを展開。今回、発足した「Boil Music」事業では、これまでの広告ビジネスに加え、現役アーティストと共に音楽とクリエイティブをかけ合わせた新しいソリューションを提供し、さまざまな企業のビジネスをサポートしていく。

同事業のアライアンスアーティストには、大沢伸一(Mondo Grosso)、田中知之(FPM)、西寺郷太(NONA REEVES)の参加が決定。今後も様々なアーティストが参加予定とのことだ。

「Boil Music」の主要事業

事業①動画分野におけるアライアンスアーティストによる楽曲制作
テレビCMやウェブCMなど様々な動画コンテンツが溢れる現代において、動画に対しアライアンスを組む現役のアーティストによる[アイコン自動的に生成された説明]音楽を提供することで、動画クオリティを引き上げる。

事業②空間・場所に対する音楽制作
施設や空間に対して、その場所ならではの音楽を制作、提供することで価値向上やブランディングに貢献する。

事業③ミュージックビデオやプロモーション制作 
ミュージックビデオの企画/制作や、アーティストのプロモーションなど音楽業界を盛り上げるクリエイティブを提供する。

「Boil Music」は、今後もCM楽曲制作を皮切りに、「タイアップ楽曲の制作・ディレクション」「マーチャンダイジングの制作」「音楽イベント制作」など従来の広告ビジネスの枠を超えてアーティストとともに音楽とクリエイティブによるソリューションで音楽業界、さらにはクリエイティブに新しい風を吹き込むことを目指す。

「Boil Music」アライアンス アーティスト

左から大沢伸一、田中知之、西寺郷太

大沢伸一
音楽家、DJ、プロデューサー、選曲家。SHINICHI OSAWA、MONDO GROSSO、RHYME SOとして活動する他、国内外の様々なアーティストをプロデュース、広告音楽、空間音楽やサウンドトラックを制作。アナログレコードにフォーカスしたミュージックバーのプロデュースも手掛ける。

田中知之(FPM)
DJ /プロデューサー。‘95年デビュー以降、8枚のオリジナルアルバムをリリース。海外ドラマ・映画への楽曲提供の他、CM音楽、舞台音楽、店舗の音楽監修など多数手掛ける。東京2020オリンピック開閉会式、パラリンピック開会式音楽監督。

西寺郷太
ノーナ・リーヴスのシンガー、メイン・ソングライターであり、バンド以外でも作詞・作曲家、歌手、音楽プロデューサー、文筆家、MCとして活動している。「GOTOWN STUDIO」主宰。