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博報堂DYメディアパートナーズ、AIを活用した広告枠の組み替えにより、テレビスポット効果を最大化する新機能を“TV AaaS”に搭載

編集部 2022/4/6 13:00

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区、以下博報堂DYメディアパートナーズ)は、的確な効果測定とAIの活用により、広告出稿期間中に複数社間の最適なスポット枠組み替えを行い、広告効果の最大化を実現する、枠組み替え機能を開発。これを“TV AaaS for SPOT Business”に搭載し、本格提供を開始する。

近年、広告主のマーケティングKPIは多様化しており、それに伴いテレビスポット広告に求められる役割も変わりはじめている。従来のテレビスポット広告取引では、デモグラフィックのターゲット到達効率が主な指標とされていたが、より事業KPIに直結した指標でクイックにPDCAを行う、アジャイルな出稿デザインが必要とされるようになってきている。一方で、テレビスポット広告は、出稿期間中の効果検証に基づき、クイックにプランを再設計することが難しい広告サービスでもある。

このような課題に対して、博報堂DYメディアパートナーズは、広告主の様々なKPIに対応し、柔軟にプランを再設計するソリューションとして、“TV AaaS for SPOT Business”を開発。同ソリューションでは、独自開発のAIが人力では不可能な数万通りのパターンの枠組み換えをシミュレーションし、複数の広告主の広告効果を同時に最大化する組み替えパターンを導き出すことを実現した(図1)。

図1

また、デジタル上の獲得成果最適化ソリューション“TV AaaS for Search and CV”と連携することにより、キャンペーン期間中の広告効果をモニタリングしながら、その結果に基づき同ソリューションでテレビスポット広告の作案最適化の実行も可能となる(図2)。

図2

これらの機能によりスポットキャンペーン期間中の迅速かつ最適なPDCAを回すことが可能になり、出稿期間中に効果を検証しながら、広告出稿枠を柔軟に変更することができるという。