関西テレビ放送株式会社は3月31日、一般社団法人「レジリエンスジャパン推進協議会」が実施する「国土強靭化貢献団体認証（レジリエンス認証）」を取得したことを発表した。

レジリエンス認証は、内閣官房国土強靭化推進室が平成28年（2016年）2月制定の「国土強靭化貢献団体の認証に関するガイドライン」に基づき、非常災害時における事業継続や社会貢献を積極的に行っている企業などを認証する制度で、地上波放送局の取得は初となる。

同社では、大規模な自然災害発生時にも放送を継続し、国民が必要とする情報を途絶えることなく届けるためのBCP（事業継続計画）を策定している。また、本社屋に隣接する大阪市北区役所による地域連携制度「北区防災パートナー」への登録を行い、年1回、近隣の施設と共同の地域防災訓練を実施している他、災害発生時に近隣で被災した方に対し、情報提供を行うための整備を進めており、今回の認証取得は、同社のこれらの取り組みがガイドラインの基準を満たしているとの評価を受けたもの。

同社は、これからも視聴者からの信頼に応えるために、さらなるBCPの強化を行うとともに、地域の皆さまと協力して災害に備えていく方針。