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TVISION「2022年1-3月における企業CMランキング」を発表

編集部 2022/4/29 11:00

TVISION INSIGHTS株式会社(以下TVISION)は、テレビが点いているなかで、テレビ画面を見ている人の割合を注視含有(※)として算出し、CM単位で集計した「2022年1-3月における企業CMランキング」を発表した。
(※注視含有:アテンション含有率より改称)

対象CMは、2022年1月1日〜3月31日に初回放送があり、関東で100GRP以上のCM出稿があった全企業の企業CM。100GRPとは、対象期間中に世帯視聴率約5%の番組に15秒CMを20回放送した量に相当する。

■企業CMランキング【2022年1月-3月】

1位:アマゾンジャパン「見つけてほしい日本が、あります。 その3」篇 60秒
アマゾン内にある日本ストアに出品している方の働く様子と彼らの声で、商品だけでなく、アマゾンの出品者へのサポートについても紹介するCM。

2位:大林組「おおばや氏とぼく 浮く街」篇 30秒
会社を擬人化した「おおばや氏(130歳)」に佐藤健さんが扮し、矢本悠馬さんとの対話の中で、未来が感じられる技術力を伝えるシリーズCM。

3位:サカイ引越センター「愛されて育つ」篇 30秒
2021年6月に誕生した上野動物園の双子パンダの愛らしい成長映像が流れるCM。最後に企業キャラクターのまごころパンダくんが社員として引越しをサポート。

4位:日清製粉ウェルナ「あったかな、ウェルナ」篇 60秒
人々の日々の生活の中で、小麦粉やパスタ(商品)を使った料理を作り楽しむ様子を描くCM。社名変更(日清フーズからの変更)を最後に告知。

5位:ダイワハウス「かぞくの群像 #2 萌芽」篇 60秒
舞台俳優どうしで結婚した2人の男女が、同じ舞台で主人公として出演するというストーリーのCM。舞台のセリフと日常生活の様子がリンクして、苦しみながら前に進む二人を描いた。

6位:サッポロビール「大人EV 55歳 自分は好きか」篇 60秒
サッポロビールの大人エレベーターCMシリーズの2022年篇。ミュージシャンである宮本浩次さんが、純粋さに対する思いや歌のうまさとは何かに答えるCM。

7位: 大樹生命保険「大樹さんの安心」篇 15秒
イメージキャラクターのアニメーションとともに企業のメッセージを伝えるCM。最後に企業名とともに三井生命からの社名変更したことを文字のみで告知。

8位:JAバンク「農業・くらし・地域によりそう」篇 30秒
ひとりの社員が、農業従事者とともに問題に取り組み、解決した事例を紹介したCM。当事者のように一緒に取り組み、自分ごとのように喜ぶ様子を伝えている。

9位:ヤマザキパン「心をこめて」篇 30秒
松たか子さんのナレーションと映像を通じて、同社の姿勢を語るCM。製品が工場から出荷され、同社のトラックで運ばれていく映像と最後に主力製品が並んで紹介されている。

10位:日本生命「幸せを長く」篇 60秒
母親が入院。手術を終えて退院する日に、家族で病院に向かう様子を描いたCM。娘と母の会話から、予想していなかった病気の発見や、母が無事に退院出来たことへの安堵の思いが表現されている。

ランクインしたCMに見られた共通項目

【特徴1】
長期化したコロナ禍の状況を抜けて、再び人と会える世界を感じさせるものや、コロナ禍での新たなニーズに対応する企業の姿勢や技術力を伝達した企業CM
18位:セブンイレブン「いい日になあれ 2022」篇 30秒
25位:セブンイレブン「つながる笑顔」篇 30秒
30位:キヤノン「Find Your Focus~ひろげよう。まだない視界を~ ネットワークカメラ」篇 30秒

【特徴2】
「カーボンニュートラル」「再生可能エネルギー」といった、SDGs(持続可能な開発目標)への自社の取り組みを、具体例を上げて紹介する企業CM
17位:NTTドコモ「あなたと世界を変えていく。環境」篇 30秒
23位:セブン&アイホールディングス「カーボンニュートラルを目指すために~電力」篇 30秒
24位:セブン&アイホールディングス「カーボンニュートラルを目指すために~充電スタンド」篇 30秒

企業CMランキング【2022年1月-3月】
属性:個人全体
対象期間:2022年1月1日~3月31日

TVISION INSIGHTS調べ
※対象CM:上記期間にて初回放送があり、関東100GRP以上出稿があるCM
※注視含有は対象期間内における、全放送回の平均で算出
※注視含有は小数点第二位で四捨五入
※企業名称はエム・データ社に準拠