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OHK、ゼロバリアの世界を目指し「OHK×ゼロ・プロジェクト」広報WEBページを公開

編集部 2022/6/11 09:00

岡山放送株式会社(本社:岡山市北区下石井二丁目10-12 、以下OHK)は、世界中のバリアをなくす取り組みを行っている団体「ゼロ・プロジェクト」(本部:オーストリア・ウィーン)の活動の日本における認知拡大のため、OHK公式ホームページ内に「OHK×ゼロ・プロジェクト」広報WEBページを立ち上げたことを発表した。

OHKは、今年2月のアワード受賞を機に、エッスル財団および慶応義塾大学SFC研究所との三者協議において、日本を中心としたアジア太平洋地域での「ゼロ・プロジェクト」の発信と日本における組織づくりに向けた連携推進を約束しており、今回の広報WEBページの立ち上げはその一つとなる取組みとなっている。

広報WEBページでは、「ゼロ・プロジェクト・アワード2022」で受賞した世界のバリアフリー活動の動画を日本語に翻訳し、障害者の生活が向上するための革新的な実践や政策を日本で広く知ってもらうことで、ゼロバリアの取組みの拡大に繋げていきたいという考え。また、OHKが28年間取組み続けている「手話が語る福祉」をはじめ、エリア内外のゼロバリアな取組みを放送局ならではの視点で取材・放送したものも定期的に更新していくという。

「ゼロ・プロジェクト・アワード」の応募は東アジアの言語に対応しておらず、それが要因で日本を含むアジア地域からのエントリー数が少ないことが課題。OHKではその課題解決のため、日本語での応募要項を公開し、まだ知られていない日本のゼロバリアを目指したソリューションを発掘、世界に繋げることを目指しているという。

6月9日(木)には「ゼロ・プロジェクト・アワード」エントリーオンライン説明会が開催。これはバリアフリー活動を実施している・興味がある企業・団体を対象に、 アワードの概要説明とエントリー方法を説明するもので、岡山県内外から26の企業・団体が参加した。説明会だけでなく、個別のアドバイス等にも今後対応していくという。

OHKは「ゼロ・プロジェクト・アワード」受賞をきっかけにした世界との繋がりを地域だけでなく日本全国に拡げ、ゼロバリアの取組みをあらゆる手段で共有していくことで、バリアのない世界の実現に向けて、引き続き貢献していく方針。

リリース

「OHK×ゼロ・プロジェクト」広報WEBページ