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フジテレビ『ザ・ノンフィクション』、第38回ATP賞テレビグランプリで最優秀新人賞!ドキュメンタリー部門でも優秀賞を受賞

編集部 2022/7/19 08:00

第38回ATP賞テレビグランプリの授賞式が7月12日(火)に都内で行われ、フジテレビとスパークルが制作し、2022年2月20日(日)にフジテレビで放送した『ザ・ノンフィクション 山奥ニートの結婚 ~一緒に赤ちゃん育てませんか~』の演出を担当した竹内みなみ(スパークル)が最優秀新人賞を獲得した。

ATP(Association of All Japan TV Program Production Companies:一般社団法人全日本テレビ番組製作社連盟)は、東京、大阪の主要テレビ番組製作会社約120社が加盟する団体。ATP賞は、作り手である製作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査委員となって優れた作品を選ぶ賞で、ドラマ部門、ドキュメンタリー部門、情報・バラエティ部門の3つのジャンルで、毎年100本を超える応募作品の中から、グランプリ、最優秀賞、優秀賞などが選ばれる。

『ザ・ノンフィクション 山奥ニートの結婚 ~一緒に赤ちゃん育てませんか~』は、社会や家族とのつながりから離れ、互いに干渉することもない“理想郷”を追い求める若者たちの集団生活に迫ったドキュメンタリー。自らを“山奥ニート”と称し、働きたくないという思いを抱えた20~30代の若者たちがたどり着いたのは、平均年齢が80歳に迫る“限界集落”に建つシェアハウス。そんな最寄駅から車で2時間という山奥にあるシェアハウスで暮らす30代のももこさんが、同じシェアハウスの住人である年下男性と突然の結婚と妊娠を発表したことで、“山奥ニート”たちが新しい命という“現実”に向き合っていく姿を追い続けた作品だ。

昨年の第37回ATP賞でも、『ザ・ノンフィクション 家族のカタチ ~ふたりのお母さんがいる家~』(2020年5月31日(日)放送)で演出を手掛けた榎本雪子(オルタスジャパン)が最優秀新人賞を受賞しており、昨年に続いて2年連続の受賞となった。また、真壁優仁(ネツゲン)が演出を務めた『ザ・ノンフィクション 母と息子のやさしいごはん ~親子の大切な居場所~』も優秀新人賞を受賞しており、同部門で2作品が選ばれたのは番組史上初めての快挙となる。ほかにも、八木里美(バンエイト)が担当し、2022年1月16日(日)、23日(日)と2週にわたり放送した『ザ・ノンフィクション 結婚したい彼女の場合~コロナ禍の婚活漂流記~』がドキュメンタリー部門で優秀賞を受賞するなど、『ザ・ノンフィクション』からは3作品が受賞した。

最優秀新人賞受賞:竹内みなみ(スパークル)コメント

この番組は、1年間、東京と和歌山を行き来しながら撮影しました。番組を完成することができたのは、シェアハウスで出会った2人が結婚し、出産・育児をするという、その全てを撮影させていただいたことにあります。特に出産前から出産後の約1カ月は、私も一緒に泊まり込んで撮影をしました。その時々の変化や心の動きを撮ることができたのは、とても幸せでした。ご家族は、現在もシェアハウスで暮らしていて、住人たちに見守られながら子育てをしています。シェアハウスでの子育ては、あまり前例のないことですが、子育てに正解はないと思いますし、これからも応援したいと思います。まだまだ未熟ではありますが、今回いただいた賞を励みに、より取材者の方に寄りそった番組作りができればと思います。ありがとうございました。

■番組概要

『ザ・ノンフィクション』
毎週(日)14:00~14:55 

≪スタッフ≫
チーフプロデューサー:西村陽次郎

第38回 ATP賞、その他の受賞作品についてはこちら

 

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