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日本テレビアナウンサー考案、滑舌をトレーニングするデジタル絵本をリリース!絵本ナビとの共創コンテンツ

編集部 2022/9/10 10:00

日本テレビ放送網株式会社 (本社 : 東京都港区、以下「日本テレビ」) と株式会社絵本ナビ (本社:東京都新宿区、以下「絵本ナビ」)は、日本テレビアナウンサーが考案する滑舌をテーマにしたデジタル絵本を、絵本ナビの「絵本アプリ」でリリースした。「絵本コンテンツの開発・制作」共創プロジェクトの第1弾 となる。

日本テレビは、年間2,000万⼈が利⽤する絵本情報サイトを運営する絵本ナビに出資し、絵本コンテンツの開発・制作の協業を進めており、今回が第1弾となる。作品のテーマは「滑舌」。何度も声に出して読むことで滑舌を鍛えることにつながる音読絵本が完成した。今後、同様の絵本のシリーズ化を予定している。

日本テレビ杉上佐智枝アナウンサーが提案 “筋トレことば”で滑舌を鍛える

今回は滑舌に着目。舌や唇、その周りの筋肉のトレーニングにつながる言葉を“筋トレことば”と命名し、言いづらい “筋トレことば”をたくさん盛り込んだ絵本『「ニュースで筋トレことば」さ行編 新種さんしょううお 発見!』を絵本ナビと共同で制作した。

“筋トレことば”を考案したのは、日本テレビアナウンサーであり絵本専門士としても活躍中の杉上佐智枝アナウンサー。アナウンサーが滑舌のトレーニングとして職場で実際に使用している言葉も盛り込んだ。繰り返し読むことで滑舌を鍛えることにつながり、人前で話す事に苦手意識を持っている子どもや、お年寄りにとっては口周りの筋力を強化することで誤嚥予防につながるとも言われており、家族で楽しみながら滑舌を鍛えることができる。

シリーズ第1作目は “新種さんしょううお”で、さ行を集中トレーニング

『「ニュースで筋トレことば」さ行編 新種さんしょううお 発見!』
作:杉上佐智枝(日本テレビアナウンサー)
絵:死後くん

『新種さんしょううお 発見情報
 涼しく静かな 山地のせせらぎに生息』

『笹原さん 佐々木さん 佐々三郎さん
三人そろって あさって 祭日に
そそっと 採取に 再出発』

などの さ行の“筋トレことば”がたくさん登場する。

■イラストレーター 死後くん

イラストレーター/1977年生まれ東京在住
雑誌POPEYE(マガジンハウス)、「母の友」(福音館書店)、書籍『失敗図鑑』(大野正人著/文響社)、絵本『ごろうのおみせ』(ごろう作/岩崎書店)、NHK総合『おやすみ日本』他、紙媒体を初めTV、webなど様々な媒体でイラストや漫画を手がける。
著書に漫画『I My モコちゃん』(玄光社)。絵本『ぽんちうた』(ブロンズ新社)。
「ペンネームが縁起が悪い」との理由で仕事が決まらないこと多々あり。

今回絵を手掛けたのは、独特なペンネームと作風が人気の死後くん。“筋トレことば”でつづられる新種さんしょううおの逃亡劇に、死後くんならではの不思議な空気感を放つ絵が見事にマッチした。

■杉上アナウンサー プロフィールとコメント

1978年東京都生まれ。早稲田大学卒。2001年日本テレビ入社。
現在は「ミヤネ屋」のニュースコーナー、情報番組「バゲット」、「3分クッキング」「千鳥かまいたちアワー」ナレーションなどを担当。2児の母。2017年に「絵本専門士」の資格を取得。「世界一受けたい授業」番組内で絵本の紹介をしたり、日本テレビのイベントで読み聞かせを行ったりと、資格を活かした幅広い活動を行っている。著書の「絵本専門士アナウンサーが教える 心をはぐくむ読み聞かせ」では「アナウンサー」「絵本専門士」さらには2児の母という視点で、読み方のコツや絵本の選び方を紹介している。2022年より、絵本専門士委員会委員としても活動。

「発音・発声を楽しく鍛えられる絵本を作りたい」という、7年間温めてきた夢が叶うことになり、感謝でいっぱいです。口まわりも筋肉なので、筋トレできるんです。  第一弾は、苦手な方が最も多いと思われる「さ行」で、舌トレ!ぜひ、舌の動きを意識しながら、大きな声で読んでみてください。日テレアナウンス研修のメソッドを盛り込みながらも、娘の国語辞典に出てくる平易なことばを使って、わかりやすくてくすっと笑える絵本を目指しました。修行のように滑舌を鍛える!というよりは、大人も子どもも一緒に、「言えない」を楽しむ中で、笑顔の時間を増やしてもらえたら何より嬉しいです。