24 OCT

エム・データ、Snowflakeと連携 「Snowflake マーケットプレイス」でのTVメタデータ利用が可能に

編集部 2022/10/24 17:00

テレビの放送内容をテキスト化した「TV メタデータ」を提供する株式会社エム・データ(本社:東京都千代田区、以下「エム・データ」)は、データクラウドを提供するスノーフレイク(所在地:東京都渋谷区、以下「Snowflake」)とデータプロバイダー契約を締結したことを発表。これにより「Snowflake マーケットプレイス」にて TVメタデータを利用することが可能となる。

本連携により、スノーフレイクの顧客は「TV メタデータ」にアクセスできるようになり、TV-CMやTV番組の露出効果分析や様々な予測(TV露出による需要、株価、商品トレンドなど)、メディアプランニングや戦略立案、マーケティング業務でデータ活用が容易となる。(※1)

データ分析や予測を含めたマーケティング利用の他、注目を集めるオルタナティブデータ活用として、株価変動の予兆を捕捉するデータとして金融情報サービスとしても、Snowflakeユーザーでの用途拡張が期待される。また、TVで紹介された食品や商品の情報をリアルタイムにキャッチし、小売店のアプリやネットスーパー、電子チラシ、店舗のサイネージなどのリテールメディアに展開させる販売促進活用や、売上や来店数、気象データとの統合分析や需要予測といったリテールDX を推進するデータ活用も円滑になる。加えて、テレビ×デジタル×リテール横断での広告やクーポン配信などのマーケティングモデルで、データ流通やデータコラボを加速させることが期待される。

今後も同社は、テレビ(情報・データ)と企業や生活者のコンタクトポイントを増やし、番組や CM への関心とテレビの価値やメディアパワーを高めると共に、データシェアリングやマーケティング利用、オルタナティブデータ活用の促進を目指していくという。

(※1):TV メタデータの利用についてはエム・データとの個別契約が必要になる。

■TVメタデータ活用例

●自社や競合社のTV-CMやTV番組の露出効果分析によるメディアプランニングや戦略立案、マーケティング施策への活用
●オルタナティブデータとして、株価変動のシグナルを捕捉する金融・投資判断情報サービスへの活用
●TVで紹介された食品や商品の情報を小売店のアプリやネットスーパー、電子チラシ、店舗のサイネージなどのリテールメディアへの展開売上や来店数、気象データなどとの統合分析や需要予測
●各種予測(需要、株価、ヒット商品、人流・来店数、ネクストブレーカー、視聴効果、広告投資最適など)
●運用型TV-CMにおけるプランニング、バイイング、効果分析・ライブモニタリング(データ統合分析)
●その他:視聴データ分析、マスタ統合、CDP(DMP)・分析ツール・予測AIツール連携、ネットショッピング、コネクテッドTV・動画配信サービス、AI学習データ、データプロバイダとのコラボなど