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HBC北海道放送、ANAグループとメタバース事業で協業!道内観光地の撮影やアーカイブ映像の提供等で連携

編集部 2022/11/17 13:00

北海道放送株式会社(以下、HBC本社:北海道札幌市)は、ANAのグループ企業であるANA NEO株式会社(以下、 ANA NEO 本社:東京都中央区)が取り組むメタバース事業「ANA GranWhale 」に協業企業として参加することを発表した。

メタバースとは仮想空間のことで、 ユーザーは アバターと呼ばれる分身を介して、仮想の街に滞在したり、生活したりすることが可能。インターネットやアプリ、クラウドなどを通して楽しめるサービス。

「ANA GranWhale」は ANA NEOと、人気ゲーム「ファイナルファンタジー XV」などのディレクターとして知られる田畑端氏が代表取締役を務める JP GAMES, inc. (本社:東京都千代田区)とが開発するサービス。国内を始め、世界中の有名観光地をメタバース上で作り上げ、ユーザーが仮想空間内で旅行を楽しめることをコンセプトにしていいる。さらにメタバース上では、訪れた先の名産品をネット決済で購入できる仕組みになっており、北海道の名産品をANAグループの越境ECを用いて国外のユーザーに購入して貰うことも可能。将来的にはメタバース上での NFTの提供なども想定しているという。

メタバース上には国内の様々な観光地が再現されるが、その中でも観光客から人気が高い「京都」と「北海道」は、特にコンテンツを充実させる方針で、札幌を中心に南は函館、北は稚内、東は知床・根室といった街の有名施設が登場する。HBCは、すでに札幌市内の有名観光地の撮影を始めているほか、メタバース内限定の閲覧サービスとして、映像ライブラリーに保存されている北海道の貴重なアーカイブ映像も提供される予定。「 ANA GranWhale 」は 、 来年からサービスを開始する。