19 JAN

『silent』もランクイン!「SNS流行語ランキング」SNSマネージャー流行語委員会が発表

編集部 2023/1/19 08:00

ウェブ解析士協会のSNSマネージャー流行語委員会が、2022年から四半期ごとに発表している「SNS流行語ランキング」の2022年10〜12月分を発表した。

第10位 ChatGPT

「ChatGPT」とは、2022年11月末にOpenAIがリリースした対話型AIチャットボット。大型の自然言語処理プログラムで、論文や小説、俳句やプログラムコードなどの幅広い文章を生成できる。まるで人間が書いたような内容だとしてSNSで話題になった。

SNSでは幅広い層がChatGPTに関する投稿をしており、さまざまな業界への浸透が見受けられ、ユーザーからは、ChatGPTに「相談してみた」「営業トークの台本を書かせてみた」などの体験が投稿された。

第9位 水星の魔女

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』はガンダムシリーズの新作アニメ。シーズン1が2022年10月2日から2023年1月8日までTBS系列で放送された。女性の主人公であることや、その主人公が「花婿」として迎えられる展開がダイバーシティーの時代に合っていると話題になったほか、「ダブスタクソ親父」(ダブルスタンダードのクソおやじ)もTwitterのトレンド入りした。

1979年放映の“ファーストガンダム”から知っているファンだけでなく初めて「ガンダム」を見る視聴者層も加わり、放映ごとにSNSを賑わせた。

第8位 BREAKING DOWN

総合格闘技「BREAKING DOWN(ブレイキングダウン)」のコンセプトは「1分間最強を決める」。1分1ラウンドで試合を行うショーエンターテインメント。出場者のオーディションがYouTubeで話題になり、関わった人のフォロワーが増加した。次々とインフルエンサーを輩出しており、会場には100万人以上のチャンネル登録者数やフォロワーを抱えるインフルエンサーが集まるイベントとなり、YouTubeをはじめとしたSNSで話題になっている。

それぞれのYouTube再生回数が数百万回を超える人気となっている一方で、ケンカをエンターテインメントにしており教育上好ましくないという批判もある。

第7位 なにわ男子

「なにわ男子」は2018年にジャニーズ事務所からデビューした7人組のアイドルグループ。22年の第73回NHK紅白歌合戦に初出場し、グループの公式Twitterアカウントとも連動した企画を実施した。パフォーマンス中についた「いいね」などの数に応じてステージの演出が豪華になるチャレンジ。ミッション条件の72,800を大幅に上回る「いいね」などが付き、ステージには多くのハートが降り注いだ。

第6位 silent

『silent』は2022年10月6日から12月22日までフジテレビ系で放送されたドラマ。Twitter、Instagram、TikTokでの番組公式アカウントの運用が活発で、放送のたびにハッシュタグ #silent がTwitterトレンド上位に登場。全11話のうち9話がTwitter世界トレンド1位になった。

視聴者がドラマの感想をSNSに投稿するのは珍しくないが、『silent』では番組公式アカウントがドラマの名シーンや撮影裏話を放送後に配信。ドラマの余韻に浸りたい視聴者の期待に応えた。

第5位 made you look

米歌手メーガン・トレイナーの最新曲「made you look」のサビ部分「I could have my Gucci on / I could wear my Louis Vuitton (グッチも持てるし、ルイ・ヴィトンも着られるけど…)」が世界中で大ヒットし、TikTokのトレンドになった。TikTokでの「#madeyoulook」視聴回数は39億回に上る(1月14日時点)。言葉の壁ができがちなSNSの中でも、#madeyoulook はさまざまな言語の話者が投稿していることが特徴。

第4位 First Love 初恋

『First LOVE 初恋』は2022年11月24日から配信されているNetflixのオリジナルドラマ。宇多田ヒカルの代表曲「First Love」(1999年)と「初恋」(2018年)から着想して制作された全9話のラブストーリーだ。
2022年12月、Netflixの日本で最も視聴されたTVシリーズ1位を獲得。英語版『First Love ; hatsukoi』もNetflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で5位を記録した。

楽曲「First Love」世代の30代以上を中心にSNSで話題になり、Instagram「#firstlove初恋」の投稿件数は2.1万件。また、TikTokでも「#firstlove初恋」視聴回数は4560万回に上る。

第3位 チェンソーマン/ゲロチュー

『チェンソーマン』は週刊少年ジャンプで2018〜20年、22年からは電子版『少年ジャンプ+』で連載されている漫画で、作者は藤本タツキ。SNSではかねてから『鬼滅の刃』『呪術廻戦』に続くヒットは本作だと言われてきた。2022年10月にTVアニメ化され、人気が拡大している。

TVアニメ第7話のエンディング・テーマに起用された楽曲『ちゅ、多様性。』。サビ部分の歌詞にちなんで #ゲロチュー #ゲロチューダンス のハッシュタグを付けてダンスチャレンジする動画がTikTokで人気。TikTok「#ゲロチュー」視聴回数は6630万回。

第2位 スラムダンク/THE FIRST SLAM DUNK

『SLAM DUNK(スラムダンク)』は高校バスケを題材にした漫画で、作者は井上雄彦。1990〜96年に週刊少年ジャンプに連載され、アニメも制作された大ヒット作品。

2022年12月3日公開の映画『THE FIRST SLAM DUNK(ザ・ファーストスラムダンク)』は、公開20日後までストーリーを公開しなかった。そのため公開前からSNSでの投稿が相次ぎ、オリジナル漫画世代のみならずZ世代にも注目され話題となった。1月11日時点で6週連続興行収入1位。Instagram「#thefirstslamdunk」の投稿件数は4.1万件に上った。

第1位 ブラボー

日本代表が躍進したサッカーの2022 FIFAワールドカップカタール大会。勝利後のインタビューで長友佑都が発した「ブラボー!」はSNSで拡散され、スペイン戦(12月1日、現地時間)後には38万件以上の「ブラボー」がツイートされた。長友は第73回NHK紅白歌合戦に森保一監督とともに審査員として出演し、司会の大泉洋と肩を組んで「ブラボー!」と絶叫。SNSが再び盛り上がった。

また長友の妻、俳優の平愛梨が1月9日のテレビ番組で「(ブラボー!って言わされるので)1日3回って決めてるみたい」と発言。2023年に入ってからも引き続き話題になっている。

※TikTokの再生回数は特記のない限り2023年1月14日時点の数値。

■SNS流行語ランキングについて

TwitterやInstagram、TikTok、YouTubeなどのSNSメディアで流行している言葉を選定し、SNSマネージャー有資格者への調査に基づきランキングを作成している。2022年3月度から四半期ごとに最新の流行語ランキングを、年末には「年間大賞」を発表した。

■SNSマネージャーについて

日本のすべての企業担当者がSNSの基本知識を持ち、運用できることを目的として創設された資格。すでに700人以上のSNSマネージャーを輩出している。資格レベルは初級・上級・チーフと3段階あり、企業内で働くSNS運用者はもちろん、SNSコンサルタントや経営者・フリーランスなど幅広い職種の人が受講している。

一般社団法人ウェブ解析士協会