商品を手にするSTV佐々木美波アナウンサー

19 JAN

札幌テレビ『どさんこワイド179』×北海道の水産高校、アイデアレシピが商品化

編集部 2023/1/19 15:00

2022年、札幌テレビ放送(STV)の夕方ワイド番組『どさんこワイド179』は、北海道内3校(小樽水産高等学校、函館水産高等学校、厚岸翔洋高等学校)の水産高校とアイデアレシピのコラボを行っている。

STVは北海道の海の未来を支える「水産高校」を応援するコラボ企画『どさんこワイド179水産高校ウイーク』を開催。生徒達のアイデアレシピを基にした商品が全道のセイコーマートでの販売が決定した。

第一弾1月23日(月)小樽水産高校「手巻おにぎり ぶりマヨ」(本体価格120円)
第二弾1月24日(火)函館水産高校「ぶりメンチコロッケ」(本体価格120円)
北海道内のセイコーマート全店にて数量限定で販売。

函館水産高校の実習のようす

各学校のカリキュラムや、生徒達が「普段何を学んでいるのか?」「どんな生活を送っているのか?」をディレクターが密着してご紹介し、一次産業に従事する子供達の生き生きとした様子を紹介。

そして、実際に3校の生徒達が、遠洋漁業実習で獲ったマグロや自分たちで加工したさんま缶詰やかまぼこなどを作って星澤先生がアレンジ料理を披露した。

小樽水産高校のマグロ販売実習のようす

ほかにも生徒達が、「新しく地元の名産にしたい美味しいもの」をテーマに考案したオリジナルレシピをさらにブラッシュアップして紹介し、生徒達の頑張りとアイデアに胸を打たれた企業より、水産高校の生徒達のオリジナルレシピを基に商品化し販売することが決定。

一次産業の若いチカラを応援する!STVこれまでの経緯

STVが北海道の一次産業を担う若者への応援として、農業高校とタッグを組んだのは遡ること3年前。2020年、コロナ禍で北海道内の農業高校が農産加工品の販売場所を失ったことを聞き、相談を受けたSTVは通販サイトを通じ、北海道内の農業高校26校の農産加工品の販売を行い応援した。

結果、600点あまりがほぼ二日間で完売するなど大きな反響を呼び、農業高校の情報発信をはじめ、生徒たちが販売方法を学ぶ実践的な機会を提供したことにより、農業高校部会と深い絆を結ぶことができた。

さらに翌年2021年、農業高校とのコラボ企画はSTV夕方ワイド番組『どさんこワイド』30周年企画のひとつとして、さらにパワーアップ!全道全30校の農業高校とタッグを組み、星澤幸子先生のお料理コーナーで生徒たちが作った農産加工品を使用した。また、日本初となる道内全30校が参加する農業高校生が考える『ほっかいどう農業高校オリジナルスイーツレシピコンテスト』も同時に開催。

全校から44レシピが集まり、上位8位入賞のレシピは商品化され、全道のセイコーマート1000店舗で期間限定・数量限定で販売された。農業高校生関係者だけではなく、各地域での異例の盛り上がりを見せ、商品は3~4日で完売!売上の一部は全道30校の農業高校への教育備品として寄付し農業高校への還元を行っている。

『どさんこワイド179』