20 JAN

REVISIO独自の注視データを活用し「視られる」テレビCMを制作から放送まで一気通貫で提供

編集部 2023/1/20 18:00

家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測るREVISIO株式会社(旧TVISIONINSIGHTS、所在地 東京都千代田区、以下REVISIO)の注視データを駆使したCMが完成した。

REVISIOは、2022年12月より一部公開が始まった自動車の査定、買取、販売のフランチャイズチェーン、アップルオートネットワーク株式会社(所在地 東京都中央区、代表取締役社長 長塚秀明、以下アップル)に新CMの制作から放送枠の提供まで一気通貫での提供を行った。

本CMは、タレントにのんを起用。これまでREVISIOが取得してきた約8万6千本分のCMデータをもとに、テレビCMの注視される要素を盛り込み、制作を行った。

また、アップルのターゲットとする属性によりよく見られるCM枠の提供も行った。

アップルに相談だ 登場篇・車検篇

■出演 のんさん
■放送開始日 2023年1月21日~
■放送エリア 全国
■CMストーリー 車を売ろうか迷いながら、洗車をしている男性のもとにのんが登場。手に着けた赤いネコちゃんのパペットに対して、まるで車を手放す男性の不安な気持ちを代弁するかのようにのんが相談。すると「アップルに相談するにゃ!」とネコちゃんが元気に答える、ちょっと不思議なストーリー。

『アップルに相談だ 登場篇』のシーン

CM制作について ~注視ポイントが詰まったCM~

導入の決め手となったポイント

1.テレビの自然視聴体制を唯一取得していること

2.注視を利用した要素ごとの改善ポイントがわかること

REVISIOが取得してきた約8万6千本分のCMデータを分析した結果、CMには、目線を獲得する「アイキャッチ」と目線を維持する「アイホールド」の要素があることが分かった。その要素を分解していくと注視されるCMの特徴が分かる。

膨大なデータから徹底分析!よく見られるテレビCMの傾向とは

今回のアップルの新CMでは、前述の「アイキャッチ」と「アイホールド」の注視要素をふんだんに取り入れて制作を実施した。その一例として、会話による演出のほうが注視があがるという分析結果から、のんとパペットのネコちゃんとの会話シーンを取り入れたものとなった。

CM放送枠の提供について ~ターゲットに一番見られたCMに~

REVISIOはアップルがメインターゲットとしているM2層(男性35‐49歳)に注視される30秒提供CM枠の検証・提供を行った。過去の年末年始番組のデータを分析・検証した結果、2022年12月30日放送のテレビ朝日系列「アメトーーク!SP」18~19時台が高注視率の再現性が高いCM枠ではないかという結論に至った。アップルの出稿決定後にはREVISIOにてCM枠のバイイング、データ送稿、CM進行までワンストップで実施した。

放送後にアクチュアル検証した結果、番組内においてM2層に一番注視されたCMとなった。番組は昨年同様、番組全体を通じてM2層によく見られていたことがわかっている。アップルのCMチャンスは19時11分40秒~だった。放送開始の18時から番組は右肩あがりに見られており、その時間に放送されたCMも、期待どおりの注視を得ることができた。

REVISIO株式会社

アップルオートネットワーク株式会社