16 MAR

WBC1次リーグ4連勝の侍ジャパン各試合で視聴者がくぎづけになったシーンを分析

編集部 2023/3/16 17:00

家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測るREVISIO株式会社(旧TVISION INSIGHTS、本社 東京都千代田区、以下REVISIO)は、3月9日、10日にTBS系列で、11日、12日にテレビ朝日系列で放送されたWBCの1次リーグ日本戦の4試合について、どのシーンが一番視られていたのか毎分の注目度データを使って、分析した。(注目度が高いとは、テレビの前の視聴者がくぎづけになったことを表す)

初戦の中国戦 一番注目されたのは森保一監督による始球式のシーン、続いて大谷翔平!

■一番注目されたシーン 18時57分 始球式 注目度:73.3%

昨年のサッカー、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表の監督を務めた森保一が始球式を行うシーン。
マウンドに上がり、観客にお辞儀をすると、キャッチャーを務める栗林良吏選手が紹介された。投球はノーバウンドで栗林選手に届き、拍手が沸き起こった。最後に、森保監督が栗林選手と握手をするまで注目された。

■二番目に注目されたシーン 20時38分 4回裏 大谷翔平選手 2点タイムリー2ベース注目度:73.1%

4回裏の大谷選手の打席で、1アウト1,3塁、1ボール1ストライクのところから注目された。3球目を左中間のバックフェンスに直撃させ、2点タイムリー2ベースとなり、大谷選手のWBC初打点に会場が大きく盛り上がった。その後のリプレイシーンまで注目が続いた。

■三番目に注目されたシーン 19時56分 2回裏 大谷翔平選手の打席 注目度:70.5%

2回裏の大谷翔平選手の打席で、2アウト満塁、1ボール1ストライクのところから注目された。その後ファール、ボール、ボールとなり、3ボール2ストライクになったところまでよく見られていた。

■分析データの概要
対象日時 2023年3月9日(木)18時00分から23時00分
放送局 TBS
属性 個人全体
地域 関東エリア 2,000世帯
指標 ※注目度

因縁の韓国戦は、村上の犠牲フライに注目!

■一番注目されたシーン 21時57分 6回裏 村上宗隆選手の犠牲フライ  注目度:74.7%

6回裏の村上宗隆選手が犠牲フライを放ったシーン。3球目が大きな当たりとなり会場が盛り上がった。打球はレフトにつかまりアウトとなったが、サードランナーのヌートバー選手がホームに戻り1点を追加した。結果、犠牲フライとなった。

■二番目に注目されたシーン 22時22分 7回裏 ヌートバー選手 2ベースヒット 注目度:74.0%

7回裏、1アウト1塁、1ボール2ストライクで迎えたヌートバー選手の打席。4球目を打ち返しライト前へヒットさせた。ライトが3塁へ送球する中、ヌートバー選手は2塁を狙い2ベースヒットとしペッパーミルのパフォーマンスをした。会場が盛り上がる中、実況はこのプレイを絶賛した。

■三番目に注目されたシーン 20時27分 3回裏 吉田正尚選手 2点タイムリー 注目度:73.3%

2対3で1点ビハインドの中の3回裏、1アウト満塁、1ボール1ストライクで迎えた吉田正尚選手の打席だった。吉田選手がセンター前にヒットを打ち、2点タイムリーとなった。日本が4対3と韓国を逆転し会場も実況も大いに盛り上がった。

■分析データの概要
対象日時 2023年3月10日(金)18時00分から23時00分
放送局 TBS
属性 個人全体
地域 関東エリア 2,000世帯
指標 ※注目度

チェコ戦は、吉田正尚の2点タイムリーで逆転シーンが注目!

■一番注目されたシーン 20時11分 3回裏 吉田正尚選手の2点タイムリー 注目度:74.4%

3回裏2アウト1、2塁で迎えた吉田正尚選手の打席。初球を打ち、打球はファールライン近くのレフトフェンスの辺りへ。0対1で負けていたが、2点タイムリーとなり日本が逆転し、観客も実況も盛り上がった。

■二番目に注目されたシーン 20時47分 4回裏 大谷翔平選手 タイムリー2ベースヒット 注目度:73.5%

4回裏、1アウト2塁、1ボール1ストライクで迎えた大谷翔平選手の打席。3球目を大きく打ち上げ、打球はライトフェンスへ直撃。2塁にいた近藤健介選手がホームに戻り、大谷選手は2塁へ。タイムリーツーベースとなり、チェコを6対1と突き放した。その後、村上選手の打席に変わり、3球目を投げたところで、大谷選手が盗塁成功した。

■三番目に注目されたシーン 20時15分 3回裏 山川穂高選手 セカンドフライ 注目度:71.2%

3回裏、2アウト2塁、2ボールで迎えた山川穂高選手の打席。5球目は高めから入るチェンジアップに大きく空振り。続く6球目はボール。7球目は大きく空振り。8球めは高く打ち上げセカンドが下がって捕球。セカンドフライとなった。

■分析データの概要
対象日時 2023年3月11日(土)18時30分から22時44分
放送局 テレビ朝日
属性 個人全体
地域 関東エリア 2,000世帯
指標 ※注目度

オーストラリア戦はやはり大谷翔平の今大会初ホームランにくぎづけ!

■一番注目されたシーン 19時13分 1回表 大谷翔平選手のホームラン 注目度:76.9%

1回の表ノーアウト1、2塁で回ってきた大谷翔平選手の打席。1球目は空振りだった。2球目は大きく飛び、ライトスタンド場外へ。大谷選手の今大会初ホームランで、会場も実況も大盛り上がりだった。1回の表から3点を先制することになった。大谷選手はホームに戻るとベンチの選手とハイタッチをして喜びを分かち合った。自身のセールスフォースの広告に直撃するということでも話題になったシーンだった。

■二番目に注目されたシーン 19時46分  2回表 村上宗隆選手 セカンドゴロ 注目度:71.2%

2回表。村上選手の打席。3球目を打つがセカンドゴロとなり、2塁へ走っていた大谷選手がアウトとなった。

■三番目に注目されたシーン 20時23分 4回表 大谷翔平選手 セカンドフライ 注目度:70.2%

ノーアウト満塁で迎えた大谷選手の打席。初球、2球目、3球目はボール。追い詰められた4球目もボールとなり、フォアボールで出塁し、押し出しで1点を追加した。

■分析データの概要
対象日時 2023年3月12日(日) 18時30分から22時35分
放送局 テレビ朝日
属性 個人全体
地域 関東エリア 2,000世帯
指標 ※注目度

よく見られたシーンは、始球式を除いてすべて日本の攻撃シーンだった。また大谷翔平選手が5回、村上宗隆選手と吉田正尚選手が2回ずつランクインした。ヌートバー選手のペッパーミルを挽くパフォーマンスや大谷選手のホームランなど、マスコミやSNSで話題にあがったシーンもやはり上位に入った。

※注目度とは?

テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表す。シーンに注目している度合いがわかる。

REVISIO株式会社