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フジテレビ、Spotifyにてオリジナル音声コンテンツの配信を開始

編集部 2023/11/6 16:00

フジテレビは、世界で5億5700万人以上のユーザーが利用するオーディオストリーミングサービスSpotifyとパートナーシップを構築し、オリジナル音声コンテンツの配信を開始する。

第1弾として、完全オリジナルの音声番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど・・・』を、11月2日(木)Spotifyにて限定配信する。この企画は、「第4回 JAPAN PODCAST AWARDS」で大賞を受賞した『佐藤と若林の3600』などを手掛けるニッポン放送の石井玄がディレクターを務める。

記念すべき第1回では、宮司アナが慣れない一人でのフリートークに緊張しながら、まずは自らの学生時代、アナウンサーになった経緯、受かると思わずに臨んだというアナウンサー試験から、『めざましテレビ』キャスター時代、スポーツキャスター時代、報道MCとしての秘話までを自己紹介。ポッドキャストに挑戦したかったという宮司アナは、話が進むにつれて緊張がほぐれ、どんどん偽らざる本音を明らかにしていく。

この番組は毎週土曜日9時配信のペースで半年間配信予定。宮司アナは「アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したい」と意気込みを語っている。

オーディオストリーミングやデジタルメディアを活用した広告やマーケティングを展開するプラットフォームとして世界的に注目を集めているSpotifyは、2008年のサービス開始以来、音楽の楽しみ方に変革を起こしてきた。2019年からは音声分野にも本格的に進出し、世界中でポッドキャストの市場を拡大。日本でもさまざまなクリエイターやパートナーとの協業によるオリジナル番組の制作を積極的に展開している。

フジテレビでも、7月クールに放送した『真夏のシンデレラ』で、ドラマ制作陣が手がける公式スピンオフポッドキャスト番組 『真夏の海斗ーク』をSpotifyで限定配信するなど、ドラマと音声の連動による新たなエンターテインメント体験の創出に共に取り組んできた。

フジテレビは、Spotifyのユーザー属性や音声コンテンツの可能性を感じ、今回のパートナーシップを通じて、エンターテインメント市場における更なる企業価値拡大を目指していく。また、この世界的プラットフォーム上でオリジナルの音声コンテンツを開発し、音声をきっかけとしたIPビジネスを展開していく。そして、Spotifyとともに様々なマーケティングも行い、若者のカルチャートレンドやエンターテインメントコンテンツなどを通じて、国内外のオーディエンス、クリエイター、広告主とのより深いつながりを醸成していく。

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