25 FEB

63万台のレグザ視聴データを使った、いま見られている 2026年冬アニメ・ドラマ視聴ランキング(中間版)を発表

編集部 2026/2/25 19:30

TVS REGZA 株式会社(本社:神奈川県川崎市)は、東京都・神奈川県・埼玉県の63万台のレグザ視聴データ※を基にした、2026年冬アニメ・ドラマの視聴ランキング(中間版)を発表した。

本ランキングは、2026年1月28日(水)深夜までに放送された番組について、リアルタイム視聴だけでなく、録画した番組の再生視聴7日分までを含めて集計したものだ。放送を1分のみ視聴した場合も合算する通常の視聴率とは異なり、番組の3分の1以上を視聴し、かつシーズンの放送済み話数のうち7割以上を視聴した機器のみをカウントしている。「シーズン単位」で継続して視聴しているユーザーの動向を可視化したランキングとなっている。

ランキングは総合だけでなく、Teens(13-19歳)、M1(男性20-34歳)、F1(女性20-34歳)、M2(男性35-49歳)、F2(女性35-49歳)、M3(男性50-64歳)、F3(女性50-64歳)の性・年代別の各部門も公開する。

2026年 冬アニメ 視聴ランキング(中間版)

アニメランキングは、視聴傾向が大きく異なる性・年代別の結果から紹介する。

ランキングのグラフにおいて、緑は1放送回でも視聴、オレンジは7割以上の放送回を視聴した機器での平均接触率を示す。また、総合ランキング(新規・シリーズ合算)でベスト10圏外の作品には赤枠を付与しており、各層特有の人気番組を把握できる。

Teens (13-19歳) 部門

『葬送のフリーレン(第2期)』が強さを見せる中、この層では『人外教室の人間嫌い教師』が特徴的だ。他層で順位が上がりにくい『勇者のクズ』や、異世界モノの『勇者パーティを追い出された器用貧乏』もランクインしており、若手育成の学校モノとしての側面が支持されていると推測される。

M1 (男性20-34歳) 部門

M1も『葬送のフリーレン(第2期)』など人気作が上位を占める中、本層特有の作品として『地獄楽(第2期)』が挙げられる 。異世界モノも複数ランクインしている。

F1 (女性20-34歳) 部門

上位3位までは総合ランキングと同様の人気作が占めるが、この層では『アルネの事件簿』が特徴的な人気を見せている。F1で特徴的な作品の筆頭は『アルネの事件簿』だ。

M2 (男性35-49歳) 部門

M2で特徴的な作品の筆頭は『ヘルモード: やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する』だ。M2の上位作品は総合で人気のシリーズ作品を押しのけ、異世界モノも上位に顔を出している。

F2 (女性35-49歳) 部門

F2の特徴的な作品の筆頭は『ハイスクール!奇面組(2026年版)』。順位は7位ですが、緑のグラフ (1回でも視聴) が2位の『呪術廻戦』と同じぐらい伸びている。

M3 (男性50-64歳) 部門

M3で特徴的な作品の筆頭は『29歳独身中堅冒険者の日常』。総合的に順位が高い作品もある中で、M3の特徴として異世界モノがかなり多くなっている。

F3 (女性50-64歳) 部門

F3で特徴的な作品の筆頭は、異世界モノの『異世界の沙汰は社畜次第』だ。

総合ランキング 新規作品部門

過去にアニメ化されていない「新規作品」では、7位の『ダーウィン事変』を除き、15位までを異世界モノが独占した。上位の『勇者パーティを追い出された器用貧乏』『貴族転生』『魔術師クノンは見えている』は、展開の速さとドラマ性の高さから性別・年代を問わず幅広い層に支持されている。

総合ランキング シリーズ作品部門

シリーズ作品ランキング (過去にアニメ化有、継続クールの作品) では、国民的な人気作品と言っていい『葬送のフリーレン(第2期)』や『呪術廻戦』が、他作品にダブルスコア以上の差 (7割以上の話数を視聴しているユニーク数であるオレンジのグラフ) をつけた。これはグラフの右にある世代バランスの影響も皆無 (つまり、上の年齢の方が、人口が多いので、若者が見ている作品のスコアがあがりにくいことを補正し、性・年代間の集計を同格にしている左のグラフの結果の通り) だ。

後述の総括のランキング緑枠部分を見るとわかるように、この2作品の性・年代でのカバーは同一なので、幅広い性・年代で人気があることは変わらないものの、その総量に差がある、と見ることができる。やはり、人間ドラマ中心にバトルを挟む前者の方が、バトル中心に人間ドラマを挟む後者よりも、より幅広い視聴者に好まれているということだろうか。

続く3位以下は、フィギュアスケートが題材の『メダリスト』が、集計時にミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック開催間近でタイムリーなこともあって3位に、次のグラフで F3, M3, M2 が獲得できていない『【推しの子】』が4位、M3, M2 の『頭文字D』世代しか獲得できていない『MFゴースト』が続く。

総括(総合ランキング 新規作品+シリーズ作品)

先のシリーズ作品ランキングでのコメントに加え、緑枠で見られるように、順位の上の作品ほど、原則複数の性・年代カテゴリで12位以内に入っている。つまり、幅広い性・年代に支持される作品が強いことになる。

一方で、右の丸数字にあるカテゴリ獲得数が上位から減っていくのが全体的な傾向だが、7位の『MFゴースト』では2と少ないながらも、M3とM2で高い順位 (2位と7位) を獲得していることで上位に食い込んでおり、それぞれのカテゴリでの人気の度合いも影響している。

カテゴリ獲得数に逆らう人気作品としては、イケメン登場人物がメインな『穏やか貴族の休暇のすすめ。』が女性全般に人気、本格社会派ドラマな『ダーウィン事変』が F1、F2、F3、M1 と女性全般に加え1層 (20-34歳) に人気など、特徴ある作品の傾向も見えてくる。

ドラマ 視聴ランキング

ドラマは、総合ランキング、性・年代別のランキングの順で紹介する。

総合ランキング

日曜劇場枠の『リブート』が、7割以上視聴のランキングで大きく下位を突き放して堂々の1位となった。2位は松嶋菜々子が久々に主演を務める『おコメの女』、3位は前クールでの演技が光った竹内涼真主演の『再会~Silent Truth~』。1位の『リブート』以外は上位が混戦状態というほど、ほぼ横並びなのが今期の特徴だ。

Teens (13-19歳) 部門

Teensのトップは総合と変わらず『リブート』。一方、橋本環奈演じる元ヤンが凄腕ドクターになって、患者に寄り添いながら病院を変えていこうと奮闘する『ヤンドク!』が2位にランクインしているのが特徴的だ。そして、全世代の中で、唯一恋愛ドラマの『50分間の恋人』がランクインしている。

M1 (男性20-34歳) 部門

冬ドラマでは、M1、F1共に、1位から3位までまったく同じドラマがランクインしているのが特徴的だ。2位に『未来のムスコ』、総合ランキングでは14位だった『冬のなんかさ、春のなんかね』が3位にランクインしている。

F1 (女性20-34歳) 部門

恋も仕事も行き詰まったアラサー女性が主人公の『未来のムスコ』が、M1と同様2位にランクインしている。そして、総合では10位だったK-POPアイドルをテーマにした『DREAM STAGE』が、5位に大きく順位を上げているのが目を引く。

M2 (男性35-49歳) 部門

この層ではTeens同様に『ヤンドク!』が2位にランクイン。女性が好きそうな『DREAM STAGE』がランク外となっているのが特徴的だ。

F2 (女性35-49歳) 部門

F2の特徴は、総合ではランク外だった『パンチドランク・ウーマン −脱獄まであと××日』が10位にランクインしていることだ。SixTONESのメンバー、ジェシーのファン層とマッチしているようだ。

M3 (男性50-64歳) 部門

この層はほぼ全体ランキングと同様の作品が並び、突出した作品はなかった。しかし、重いテイストの『再会~Silent Truth~』がランクを下げ、明るいテイストの『ヤンドク!』と『おコメの女』がランクアップしている。

F3 (女性50-64歳) 部門

今クールの特徴としては、F3とF2のランキングにおいて、同じ作品が同じ順位であることだ。また、恋愛要素のあるドラマが多くランクインしている。

レグザ視聴データ分析サービスについて

レグザ視聴データ分析サービスでは、アニメ・ドラマの中間集計だけでなく、最終集計や、クール初動集計データも販売しております。ご興味がある方は、ぜひサービスWebサイトをご覧のうえ、お気軽にお問い合わせください。
https://www.regza.com/tvdata

※レグザ視聴データとは
レグザの視聴データは、全国462万台 (2025/10月時点)・1秒粒度のテレビ視聴ログを、テレビ利用ユーザから許諾をいただいて集計・活用しているデータです。シングルソースで、全国の地デジ、BS、110度CS放送、CATV コミュニティチャンネルの番組単位や時間帯単位のリアルタイム視聴・再生視聴の集計はもちろん、テレビ画面内での YouTube、各種動画配信サービス利用頻度や時間まで集計可能です。市区町村別の集計、外部データと連携した旅行好き・イベント好きなど各種属性情報に基づいた集計にも対応しております。

この視聴データを活用し、特定の番組 (複数指定可) を一定時間以上視聴した層のみにアンケートしたいというケースにも応えられ、テレビ画面上でリモコン番号のみで回答可能な「レグザ Direct リサーチ」というサービスと組み合わせることで、秒単位の視聴情報に基づいたスクリーニング調査不要の実査と、アンケート集計結果内の関心層群などの視聴分析までワンストップで可能です。これらは大手調査会社様や広告会社様、放送局様からもご活用いただいております。