TBS、韓国 CJ ENM および U-NEXT HOLDINGS と合弁会社「Studio Monowa」を設立
編集部 2026/5/1 20:10
株式会社 TBS ホールディングス(以下「TBS HD」)は、韓国を代表するエンターテインメント企業である CJ ENM Co., Ltd(以下「CJ ENM」)、および国内最大級の動画配信プラットフォームを運営する株式会社 U-NEXT HOLDINGS(以下「U-NEXT HD」)との間で、グローバル水準の作品の企画・開発から、IP の各種展開までを一気通貫で担うことを目的とした合弁会社「株式会社 Studio Monowa(スタジオモノワ)」設立に関する締結式のセレモニーを4月30日ソウルの CJ ENM センターで実施した。
■設立目的とビジョン 最初から「世界」をターゲットに
本合弁会社は、日韓の強みを掛け合わせた最高峰の制作体制を構築し、企画の初期段階からグローバル市場でのヒットを見据えた映像コンテンツをプロデュースする。また、単なる映像制作に留まらず、作品から生まれた IP の展開(マーチャンダイジング、ライブエンタテインメント、ゲーム化など)も初期段階より構想し、持続的な収益モデルの確立を目指す。日本の優れた原作資産やオリジナル企画に対し、地上波のみならずグローバル OTT(動画配信サービス)での展開を前提とした制作費を投じ、アジアから世界中を熱狂させるハイクオリティなエンターテインメントを届けることを目指す。社名の「Studio Monowa」は、日本語で人や創造物を意味する「もの(者・物語)」と、和合や調和を意味する「和(Wa)」を組み合わせたものである。韓国と日本、両国の独創的なクリエイティビティが混ざり合い、新たな価値を生み出す場所でありたいという願いを込めた。生み出された「もの」が、国境や文化を越えて世界中の視聴者の心と深く「和(調和)」していく、そんな次世代のグローバルIPの創出拠点を目指す。
■TBS グローバル戦略における位置付け
TBS グループは、中期経営計画 2026 において「世界のパートナー企業とコンテンツの共同開発」を成長の核としている。先日発表したハリウッドのメジャースタジオ「Legendary Entertainment」との戦略的提携や、グローバル制作スタジオ「THE SEVEN」の取り組みに加え、本合弁会社は、アジアのクリエイティブの中心地である韓国との強力なネットワークを構築する、海外戦略の極めて重要な拠点となる。
■3社が集結するシナジー効果
本合弁会社は、制作・企画・流通の各分野で圧倒的な実績を持つ3社がワンチームとなることで、これまでにないシナジーを生み出す。
『愛の不時着』や『涙の女王』など数々の作品を世界的大ヒットに導いてきた「スタジオドラゴン」を擁し、世界基準の制作ノウハウを提供する CJ ENM。そこに、TBS HDがドラマ制作等で長年培ってきた企画力と演出力、IP二次展開の知見が掛け合わされる。さらに、国内最大級の動画配信プラットフォーム「U-NEXT」を展開し、近年はオリジナルコンテンツの制作にも注力しながら自社基盤を活かしたグローバル展開を加速させている U-NEXT HDが加わる。本合弁会社はより多角的な視点を得て、新たなエンターテインメントの創出へと邁進する。
■代表者コメント
【株式会社 TBS ホールディングス 代表取締役社長 阿部 龍二郎 氏】
世界的なヒットメーカーである CJ ENM様、そして自らもオリジナルコンテンツの制作とグローバル展開を力強く推進されている U-NEXT HOLDINGS様と共に、新スタジオ「StudioMonowa」を始動できることを大変嬉しく思います。 社名に込めた通り、日韓の独創的なクリエイティビティという『もの』が、3社の強みと共鳴し合い、世界中の人々と『和』となって繋がっていく。CJ ENM様の世界を席巻する制作の DNA、TBSの企画制作力、そ して U-NEXT HOLDINGS様のプラットフォームとしての発信力。この三位一体の連携により、国境を越え、次の一話を世界中が待ちわびるような衝撃的な作品を送り出してまいります。どうぞご期待ください。
【CJ ENM Co., Ltd CEO ユン・サンヒョン 氏】
日韓両国を代表する最高峰のコンテンツ企業とのパートナーシップを通じ、アジア市場のみならず、全世界をターゲットとしたヒットコンテンツを創出してまいります。IPの企画開発の初期段階から、Kコンテンツの体系的な企画力とグローバルな制作ノウハウを融合させる革新的な協業体制を構築し、世界をリードする プレミアム IP スタジオへと進化を遂げる所存です。
【株式会社 U-NEXT 代表取締役社長 堤 天心 氏】
韓国エンターテインメント業界を牽引する CJ ENM様、そして日本のドラマ産業を底支えしてきた TBS様とともに、合弁会社「StudioMonowa」を設立することを大変喜ばしく思います。グローバル市場を見据えた CJ ENM様の企画力と、日本随一の TBS 様のドラマ制作力、そして U-NEXTがプラットフォーム運営を通じて培ってきた知見を結集することで、日本から世界へと新たなヒット作を生み出し、当社のグローバル戦略をより一層推進してまいります。
(引用:リリースより)
【合弁会社の概要】
名称:株式会社 Studio Monowa
所在地:東京都港区西新橋二丁目7番4号 CJ ビル
代表者:代表取締役社長 崔 起容(チェ・ギヨン)
事業内容:映像コンテンツの企画、IPの取得・投資・開発 等
資本金:12億5,000万円(資本準備金を含めた出資総額:25億円)
設立年月日:2026年4月10日
出資比率:CJ ENM 51%、TBS HD 40%、U-NEXT HD 9%