05 JUN

テレビ朝日、映像情報メディア学会にて4年連続で技術振興賞コンテンツ技術賞を受賞

編集部 2020/6/5 12:00

株式会社テレビ朝日は、一般社団法人映像情報メディア学会において、2019年度技術振興賞コンテンツ技術賞を受賞。この賞は毎年、コンテンツ制作分野において技術的な創意工夫により著しい功績をあげた個人または団体に授与されるもので、テレビ朝日は同賞を4年連続での受賞となる。

今回受賞したのは、「AI と Video OCR によるリアルタイム日本語変換システム」。このシステムは、海外スポーツ中継の国際映像にスーパーされる英語選手名CGを「AI技術」、「Video OCR技術(映像内の文字を読み取り、データ化する技術)」等を駆使し、自動かつリアルタイムに日本語選手名CGへ変換するもの。

2019年10月に行われた『ZOZO CHAMPIONSHIP』や同年7月にAbemaTVで配信された『全英オープンゴルフ』などで使用され、選手名CGを「英語表記」から「日本語表記」へ自動で高速かつ正確に置き換えることに成功。従来オペレーターが行っていた変換作業の一部を無人運用化し、従来比1/3の速度で正確な作業を実現したほか、一日8時間を超える長時間放送となったゴルフ中継番組で省人員・効率化に大きく寄与。これらの功績が評価されて、今回の受賞となった。

受賞者 :株式会社テレビ朝日 小野真介 中村敦 小宮立千
共同開発 :AI inside 株式会社

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