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フジテレビが「ルミエール・ジャパン・アワード2020」4K部門とVR部門をダブル受賞

編集部 2020/11/19 08:00

11月18日(水)、先進映像協会日本部会による「ルミエール・ジャパン・アワード2020」がInterBEE2020 ONLINEにて開催。同アワードにて、フジテレビが制作しBSフジで4K放送された『TimeTrip江戸-東京 日本最古の360度パノラマ写真の謎』が4K部門優秀作品賞、『TimeTrip江戸-東京 日本最古の360度パノラマ写真研究VR』がVR部門優秀作品賞を受賞した。

日本最古の360度パノラマ写真を高解像度でデジタル化し、4Kモニターで検証する研究家たち 左から)後藤宏樹氏、平井 聖氏
最先端VRシステムで再現されたニコライ堂からの「明治の東京」

4K部門優秀作品賞を受賞した『TimeTrip江戸-東京 日本最古の360度パノラマ写真の謎』は、東京復活大聖堂(ニコライ堂)を撮影した日本最古の360度パノラマ展望写真を検証し、いまだ不明な撮影者や目的などの謎に迫る番組。江戸幕末を再現した緻密なCG画像、4K/HDRならではのニコライ堂内の美しい質感表現、先進映像技術を用いることによる歴史的な説得力を強める効果などが評価された。

VR部門優秀作品賞を受賞した『TimeTrip江戸-東京 日本最古の360度パノラマ写真研究VR』は、この日本最古の360度パノラマ写真を最先端VRシステムで表現し、実際に撮影された明治の東京を自由な視点で楽しむことができるVR作品。超高精細、広視野角、高リフレッシュレートのVR機器を用いて、平面の写真や従来の映像ではなしえない臨場感と没入感を提供し、空間的な疑似体験に加え、時間を超えた体験が実現できていることが評価された。