15 JAN

クラウドファンディングで1,000万円達成!南海放送「X年後」第三弾が映画化

編集部 2021/1/15 10:30

南海放送の伊東英朗ディレクターが15年以上にわたり、米英両国による太平洋海域での核実験で被ばくした日本のマグロ漁船の被害を取材し、二度映画化した『放射線を浴びたX年後』シリーズ。

第三弾の映画化へ向けて一般市民にも広く賛同を呼びかけようとクラウドファンディングに挑戦した結果、目標額である1,000万円を達成。映画化へ向け動き出す事となった。なお、締め切り後に個別に寄せられた金額も合わせると1,500万円を超える見込み。

【関連記事】南海放送、異例のクラウドファンディングによるドキュメンタリー映画制作への思いと狙い~担当Dインタビュー

『放射線を浴びたX年後3』は、『NNNドキュメント'20 クリスマスソング 放射線を浴びたX年後』をベースにして作成される予定。この番組は、半世紀以上前、南太平洋で核実験を行ったイギリス軍元兵士やその遺族を取材。その被害の実態を明らかにし、2020年日本民間放送連盟賞番組部門 テレビ報道番組「優秀」を受賞している。今なお世界各地で被害に苦しむ人たちがいる核実験による被ばくの実態を通して、放射能汚染問題を考える。

クラウドファンディングサイト