03 MAR

OHK岡山放送、「SDGメディア・コンパクト」に加盟

編集部 2021/3/3 08:00

岡山放送株式会社(本社:岡山市北区学南町、以下OHK)は、地球規模の社会課題の解決を目指す「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」達成に向けた取り組みを推進するため、国連が世界の報道機関に対して協力を呼びかけている「SDGメディア・コンパクト」に3月1日加盟したことを発表した。

SDGメディア・コンパクトとは、国連がSDGsに対する認知向上を図るため2018年9月に発足したもので、世界中の報道機関とエンターテイメント企業に対し、ゴールズ達成に向けた参画の拡大に協力するよう呼びかけている。参加する各報道機関は、それぞれの価値観やルール、方針を守りながら、国連との協議により、このメディア・コンパクトに基づくアクションを独自に定めることが可能。

OHKはこれまでも、国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の“誰一人取り残さない” 基本理念のもと、放送局として“誰一人情報から取り残されない”情報のバリアフリー社会を目標に掲げ活動を続けてきた。昨年12月には、27年間継続してきた放送活動「手話が語る福祉」の制作チームが、テレビ局の放送活動としては初めて「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者内閣府特命担当大臣表彰優良賞」を受賞した。また、報道・情報番組やイベントなどの事業活動を通じて、SDGsに関するテーマを積極的に取り上げ、社会の課題解決に向けた情報発信を進めている。

OHKは今年7月、岡山市中心部で開発中の「杜の街づくりプロジェクト」に参画し本社機能を移転する。街の情報発信の中心的な存在として、自らが多元的な価値を発信していくとともに、SDGsをキーワードに持続可能な社会の実現に向けた取り組みを今後も加速していく方針。
 

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