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HTB北海道テレビ、第62回科学技術映像祭表彰状授与式で内閣総理大臣賞を受賞

編集部 2021/4/21 10:30

北海道テレビが、4月16日(金)に東京都千代田区の科学技術館サイエンスホールで開かれた、第62回科学技術映像祭表彰状授与式で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞。『HTBノンフィクション たづ鳴きの里~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~』の沼田博光ディレクターが登壇し賞状を授与し、受賞記念スピーチを行った。また、自然・くらし部者の部門優秀賞を受賞した『テレメンタリー2020介護崩壊~救えなかったクラスター~』の阿久津友紀プロデューサーが記念の賞状を授与した。

科学技術映像祭は、優れた科学技術映像を選奨することで科学技術への関心を喚起するとともに、その普及と向上をはかり、社会一般の科学技術教養の向上に資することを目的として昭和35年に開始された日本で最も権威のある科学技術の映像祭。「自然・くらし部門」「研究・技術開発部門」「教育・教養部門」の3部門に応募された作品の中から各賞が選定され、入選作品は、全国の科学館等で上映会が実施される。

今回、内閣総理大臣賞を受賞した、『HTBノンフィクション たづ鳴きの里 ~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~』の沼田博光ディレクターは壇上で、「今回の受賞は誠に光栄」と喜びを語った。また、自然・くらし部門の部門優秀賞を受賞したHTB制作テレメンタリー2020『介護崩壊~救えなかったクラスター~』は、17人もの入居者が亡くなり国内最大級の新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)となった、札幌市の介護老人保健施設について、札幌市の見解と施設の報告書、独自取材を基に検証し、「介護崩壊」を起こさない為の教訓を探ったドキュメンタリー。阿久津友紀プロデューサー・北村玲奈ディレクターは、「今後、さらに多くの方々に御覧いただくことで、浮き彫りになった様々な課題が解決に向かうことを切に祈る」とコメントを寄せている。

<第62回科学技術映像祭 内閣総理大臣賞受賞>
HTBノンフィクション 『たづ鳴きの里 ~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~』

■番組ホームページ
https://www.HTB.co.jp/hn/log/2020/06271156/

HTB北海道onデマンド ※HTB北海道onデマンドで有料配信中
https://hod.htb.co.jp/pg/pg_tn

■ナレーター
 森さやか(HTBアナウンサー)、藤村忠寿、嬉野雅道

■制作スタッフ
・プロデューサー: 坂本英樹
・ディレクター: 沼田博光
・編集:上田佑樹
・音声 : 渡邉大智

<第62回科学技術映像祭 (自然・くらし部門)部門優秀賞受賞>
テレメンタリー2020『介護崩壊~救えなかったクラスター~』

■番組ホームページ
https://www.HTB.co.jp/telemen/kaigo

■ナレーター
内田有紀

■制作スタッフ
・プロデューサー:阿久津友紀
・ディレクター: 北村玲奈
・リサーチ: 北村稔
・編集: 菊地珠未
・撮影 : 図司祐介
・音響効果: 前村あづさ
・MA: 沢里憲壮