27 MAY

読売テレビ、ドキュメント『死ぬまで生きてやろうじゃないか』ヒューストン国際映画祭シルバー賞受賞

編集部 2021/5/27 13:00

読売テレビ制作のytvドキュメント『死ぬまで生きてやろうじゃないか 阪神・淡路大震災25年 〜神戸からの“音”がえし〜』(2020年5月24日放送)が、アメリカの第54回ヒューストン国際映画祭においてドキュメンタリー部門でシルバー賞を受賞した。

この番組は、神戸のライブハウス経営者・松原裕さんが音楽の力で阪神・淡路大震災の“恩返し”をしようとチャリティフェスティバル「カミングコウベ」を立ち上げ、末期がんにより39歳で亡くなるまで命を懸けて震災を伝えた姿が描かれている。

ヒューストン国際映画祭は、サンフランシスコ国際映画祭、ニューヨーク国際映画祭に次ぐ北米第3の映画祭として、1961年に創設された伝統ある映画祭。インディペンデント系の映画祭としては世界で最も歴史のある映画祭として知られている。

毎年、応募作品は10のカテゴリー(200部門)ごとに審査され、受賞するのは1〜2割ほど。今年は79カ国から4500を超える作品の応募が寄せられ、それぞれのスコアにより、プラチナ、ゴールド、シルバーに選ばれる。本作は、ドキュメンタリー部門でシルバー賞に輝いた。去年の映画祭ではytvドキュメント『ママもう泣かんといてな〜12歳 全盲ドラマーが奏でる‘音の世界’』 がプラチナ賞を受賞しており、ytvドキュメントの受賞は2年連続となる。

【制作スタッフ】
ディレクター:吉田陽(クリーク・アンド・リバー社)
撮影:山﨑浩司(ネクストライ)
編集:浅田邦裕(FFC)
ナレーション:横須賀ゆきの
プロデューサー:堀川雅子 吉川秀和