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ブライトコーブ、全世界の顧客において動画視聴回数が前年比約81億回以上の増加

編集部 2021/6/10 09:00

動画配信クラウドサービスの大手プロバイダーであるブライトコーブ株式会社(以下、ブライトコーブ)は、2021年6月7日、2020年第4四半期のBrightcove Global Video Index(ブライトコーブ・グローバル・ビデオ・インデックス)を発行。同レポートは、世界各地のブライトコーブの顧客に由来する直近の数億データを分析し、動画コンテンツ視聴実態を報告している。

このレポートは、全世界のブライトコーブのお客様において、動画の視聴回数は1年前と比較して、約81億回以上の増加、時間にして約3億1,400万時間以上も多く再生されたことを示している。これは、2020年は2019年と比べた場合、約1,310万日分もの時間が、メディアや企業の動画に消費されたことを意味します。その他、注目すべきデータは以下のとおり。

●動画の長さ

超長編動画において、エンターテイメント動画のシェアが15%と最も高く、次に高いのが6%の営業&マーケティング動画。これは、オンラインイベントにおける動画利用が増加したため。

●エンタープライズ動画

ヨーロッパ地域、オーストラリア・ニュージーランド、北米とアジア地域で、コーポレート・コミュニケーションを目的とした動画の利用が増加した。今後も、恒久的に在宅勤務を働き方の選択肢として採用する企業が増え、この傾向は継続することが予想される。

●営業&マーケティング

営業とマーケティングを目的とした動画は世界中で視聴回数・視聴時間共に増加しており、日本では111%も増加している。企業が開催するオンラインイベントは、これからも増加傾向が続くことが予想される。コロナ終息後も、オンラインイベントがもつリーチ力の強さを理由に、オフライン・オンラインどちらのイベントも開催することを想定している企業が増えている。

その他、視聴デバイス別の傾向、ニュースやスポーツ、エンターテイメント動画に関する最新の視聴傾向を、以下よりダウンロードして2020年第4四半期のBrightcove Global Video Index全文が確認できる。

2020年第4四半期のBrightcove Global Video Index全文のDLはこちら

ブライトコーブのGlobal Video Index は、ブライトコーブの顧客企業がもつオンライン動画の指標を匿名化し集計したもの。顧客企業がもつ何億人もの視聴者は、世界のほぼすべての国を網羅しているが、インターネット上すべての動画消費パターンを分析するものではない。ブライトコーブが持つ膨大な動画視聴データと、バラエティに富んだ顧客企業により、世界の動画視聴傾向とエンゲージメントの代表的なトレンドを反映している。

Brightcove Inc.(英語)

ブライトコーブ株式会社(日本語)