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HTB『おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん』がニューヨーク・フェスティバルでファイナリストに選出

編集部 2021/6/14 16:00

HTB制作のノンフィクション『おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん~』(英語字幕版)が、「ニューヨーク・フェスティバル2021」の「ドキュメンタリー/社会問題」部門でファイナリストに選出された。ニューヨーク・フェスティバルは映画・TVの国際映像祭の一つ。2020年度は40か国以上から多数の作品がエントリーしており、今後ファイナリスト作品から金賞・銀賞・銅賞が決定する。

同作品は、HTB報道部の阿久津友紀ディレクターが両側乳がんに罹患、患者として自らにカメラを向けがんの告知、治療方法を巡る迷いや苦悩、手術からその後までを映像に収めた渾身のドキュメンタリー。2020年日本民間放送連盟賞 番組部門 テレビ報道番組優秀賞や第58回(2020年度)ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞のほか、30分版はテレメンタリー2020年度最優秀賞を受賞。また、教育コンテンツの国際コンクール「JAPAN PRIZE 2020」では日本賞のファイナリストに選出。メディア作品の国際コンペディション「World Media Festival 2021」ではドキュメンタリー部門で銀賞を受賞など、国内外から高い評価を受けた作品。

この受賞について阿久津友紀ディレクターは、「世界的にも罹患者が増えていて、様々な社会問題がある事がわかった。自分が患者となる事で、気が付いた数々の社会の壁。放送後、遺伝子検査の保険適用も進んできている。患者さんにとって『生きやすい社会』へメディアとしてできることを続けていきたいと思う」と語った。

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