15 JUL

中国放送「ラジオドラマ ひろしまお好み焼のある風景」、日本民間放送連盟賞・中国四国地区審査会で受賞

編集部 2021/7/15 17:00

株式会社中国放送(以下、RCC)が制作した「ラジオドラマ ひろしまお好み焼のある風景」が、2021年日本民間放送連盟賞・中国四国地区ラジオ番組部門審査会で「エンターテインメント部門 最優秀賞」を受賞した。「ラジオドラマ ひろしまお好み焼のある風景」は、今年秋に開かれる中央審査に進む。

RCCラジオで毎週月曜・火曜11時55分から放送している「お好み焼のある風景」では、お好み焼にまつわるエッセイを柏村武昭の朗読で紹介をしてきた。番組10周年を記念して、戦後75年の節目の年にリスナーから「昭和30年代のお好み焼の思い出」を募集。寄せられた81のエッセイから2作品を選んでドラマ化した。

一つは「白い雲、みっつ」。3人の男子中学生の友情を描いたもの。もう一つは「おばあちゃんの後悔」。小学6年生の孫・ハル子と、こどもを亡くし戦争を生き抜いた大人たちの物語。どちらも昭和30年代の広島が舞台。そこには人々に寄り添うようにお好み焼があった。ラジオドラマで当時の風景がよみがえる。

「白い雲、みっつ」
「おばあちゃんの後悔」

出演:柏村武昭 田口麻衣(RCCアナウンサー)ほか
制作:プロデューサー 手島啓介(RCC)
   ディレクター 立分美有(RCCフロンティア)、黒元敬太(サウンドオフィス クロスロード)、木村知里(RCC文化センター) 
講評:「ヒューマンドラマで胸にしみる内容だった。子どもたちが想像力をはたらかせながら言葉で演じることで追体験になっている。ラジオドラマは戦争の記憶を継承していく上でひとつの手法であると感じた」

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