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テレビ朝日、バーチャルミュージアム「アルスくんとテクネちゃん パラレル・アートパーク」をオープン

編集部 2021/10/20 17:45

テレビ朝日は、アート番組『アルスくんとテクネちゃん』から生まれたミュージアム「アルスくんとテクネちゃん パラレル・アートパーク」を、オンライン上に存在するバーチャル空間、「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE(パラレルサイト)」にオープンした。

「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」は、大日本印刷株式会社(DNP)と一般社団法人渋谷未来デザイン、渋谷区立宮下公園の指定管理者の宮下公園パートナーズの3者によって構築された、現実の宮下公園を仮想(バーチャル)空間上に高精細に表現したもの。今年7月のオープン以来、さまざまなイベントを通して公園の価値向上や新たなコミュニケーションを創出し、渋谷の新しいカルチャーを発信、展開している。

今回のバーチャルミュージアムに参加するのは、藤倉麻子、横山奈美、吉野ももの3人のアーティスト。それぞれの個性あふれる作品が、デジタル的な表現方法やギミックを取り入れながらバーチャル空間に展示される。

藤倉麻子:庭石が配置につく

アーティスト・藤倉麻子は、3DCGを使い、普段見えている風景の先を想像したビビッドな世界を宮下公園のバーチャル空間に創出。藤倉ならではの感性で、空や建物を鮮やかな色彩に塗り替え、ピンクの艶めく岩が行き交う不思議な世界を楽しむことができる。

横山奈美:LOVE

画家・横山奈美は、「LOVE」の文字が光るネオン管を描いたシリーズ作品を展示。リアルな展覧会会場ではめったに観ることができない絵画の裏側にも回り込める仕掛けが盛り込まれている。

そして 美術家・吉野ももは、視覚的な仕掛けを利用して、ホテル「sequence MIYASHITA PARK」の建物の壁面を丸ごと作品として展示したり、合わせ鏡のように空間が続く作品や、壁と一体になった遊び心あふれる作品を芝生広場で展開する。

そのほかにも、エントランスや各展示エリアでは、バーチャルシンガー、花譜によるオリジナル音声ガイドを聴くことができる仕掛けなどもある。

ミュージアムは、2021年10月20日(水)~2022年3月31日(木)まで開催。PCやスマートフォンから、無料で参加することができる。

■「アルスくんとテクネちゃん パラレル・アートパーク」展覧会概要

【開催期間】2021年10月20日(水)~2022年3月31日(木)
【料金】無料
【主催】大日本印刷株式会社
【企画】テレビ朝日
【参加アーティスト】藤倉麻子・横山奈美・吉野もも(五十音順) 
【音声ガイド】花譜
【アート監修】山峰潤也
【イラスト】佐々木充彦
【後援】一般社団法人渋谷未来デザイン、宮下公園パートナーズ、一般財団法人渋谷区観光協会、渋谷芸術祭実行委員会
【展覧会の特徴】
本展覧会の来場者は、バーチャル空間で自身の分身となるアバターとして、番組のナビゲーター「アルスくん」または「テクネちゃん」のいずれかを選んで、無料で自由に鑑賞が可能。バーチャル空間では、ボイスチャットに参加できるほか、本展覧会限定デザインのスタンプで自身の感情を表現できるなど、友人と一緒に鑑賞しながらコミュニケーションを楽しんだり、『アルスくんとテクネちゃん』の番組オリジナルグッズを購入したりすることができる。

「アルスくんとテクネちゃん パラレル・アートパーク」公式ホームページ

『アルスくんとテクネちゃん』番組公式サイト

『アルスくんとテクネちゃん』番組公式ツイッター

『アルスくんとテクネちゃん』番組公式インスタグラム