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カンテレ『安藤忠雄 次世代へ告ぐ』ベネチアテレビ賞2021「最優秀映像技術・イノベーション部門」で入賞

編集部 2021/10/26 12:00

関西テレビ放送株式会社(カンテレ)は、同社が制作・放送した4Kドキュメンタリー『安藤忠雄 次世代へ告ぐ』が、イタリアで開催されたベネチアテレビ賞(Venice TV Award)2021の「最優秀映像技術・イノベーション部門」で入賞作品に選ばれたことを、10月25日に発表した。

この賞はベネチア市の協力により2018年に設立、その年の優れたテレビ番組を表彰するもので、今年は全16部門において、31か国から458本の作品が参加している。「最優秀映像技術・イノベーション部門」は放送に関連する優れた映像技術や、その取り組みを審査するもの。今回は本作品における4Kの優れた撮影・映像制作技術が高く評価されたという。尚、本作品はドイツで開催された「2021ワールドメディアフェスティバル」の「ドキュメンタリー・伝記部門」で金賞を受賞したほか、ロンドンで開催された「AIB国際メディアコンクール」の「テレビ・ビデオ文化芸術部門」受賞候補にもノミネートされている。

『安藤忠雄 次世代へ告ぐ』
世界的建築家・安藤忠雄の「次世代への想い」に密着、4K映像で制作したドキュメンタリー番組。 “世界のANDO”と呼ばれるようになった安藤は、幼稚園、小中学校など、多くの“子どものための施設”を作っている。根底には、日本の子どもたちの未来に対する憂慮がある。番組は、安藤がこれまで手掛けてきた「次世代のための」建築を4Kカメラで撮影。建築に込めた安藤の想いと、自身がどのように「知的体力」を蓄えてきたのか、その歩みを伝える。

放送日時:2020年10月3日(土)16:00~17:15(BSフジ・BSフジ4K)
2021年3月10日(水)25:55~27:10 (関西テレビ)※ダウンコンバートによる放送
出演:安藤忠雄
プロデューサー:萩原守
ディレクター:柴谷真理子
撮影:樋口耕平
編集・グレーディング:矢野数馬
英語版製作:端崎優子