29 OCT

テレビ東京グループ、CO₂排出量を2割削減 天王洲スタジオに再生可能エネルギー導入

編集部 2021/10/29 16:00

テレビ東京グループは、今年度内にCO₂排出量を22%削減する目標を発表。11月から東京・天王洲スタジオ(品川区東品川)の使用電力をすべて再生可能エネルギーに切り替え、CO₂排出をゼロにすることを目指す。

第1段階として天王洲スタジオで収録している『開運!なんでも鑑定団』『ガイアの夜明け』などの番組制作で、 CO₂排出ゼロの再生可能エネルギーを使用。導入する再生可能エネルギーは、パーム椰子殻を燃料とするバイオマス発電所で発電し(※1)、温暖化対策に取り組む国際的な団体の「RE100」「CDP」「SBT」などが定めるルールにも対応している。

また天王洲スタジオへの再生エネルギー導入で、テレビ東京グループ全体の電力使用に伴うCO₂排出量、約8,000トン(※2)の 20%を減らすほか、東京・神谷町スタジオでも照明のLEDへの切り替えを進め(※3)、合計で22%を削減。最終的にはCO₂排出ゼロを目指し、残る 78%についてもさらに削減を進めていくという。

(※1)化石燃料由来の電力でないことを示す「非化石証書」と組み合わせています
(※2)20年度のテレビ東京グループにおける電力消費に伴う間接的なCO₂排出量
(※3)第2スタジオのLED化は今春から運用開始。第1スタジオは来年3月に完了予定

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