06 JAN

ABCグループ、2025年にはCO₂フリー電力化を達成 サステナビリティ推進を加速する「グリーン宣言」を発表

編集部 2022/1/6 09:00

朝日放送グループホールディングス株式会社(大阪市福島区、以下「ABC」)は、グループのサステナビリティ推進を加速すべく、「ABCグリーン宣言」を発表した。

これまでもABCは、太陽光発電事業(2013年)にいち早く取り組むなど、環境に優しい放送局を目指してきたが、今回の「ABCグリーン宣言」は、今後さらに、グループ全社で気候変動への対応など様々な環境対策を一層進め、グリーン社会の実現へ貢献を果たそうとするもの。

第一弾として、2022年に、大阪本社屋で使用する電力を実質100%再生可能エネルギー由来に変換するなど下記目標を宣言。そして2025年までにABCグループでCO₂フリー電力化を達成し、カーボンニュートラルの実現を目指すという。

ABCグリーン宣言①「2022年には、大阪本社屋の電力を実質100%再生可能エネルギーにします」

大阪本社では、2022年に関西電力のCO₂フリーの電気料金メニュー「再エネECOプラン」を導入し、使用する電力を全日で実質100%「再生可能エネルギー」由来のCO₂フリー電力に変換(予定)。また2023年には、アネックスビル(大阪市福島区、グループ7社入居)・ABCテレビ生駒送信所・ABCラジオ高石送信所のCO₂フリー電力化を、2025年には、東京オフィスなどを含めたABCグループ全体で、CO₂フリー電力化の達成を目指す。

ABCグリーン宣言②「2025年、ABCは、放送スタジオ含むグループ全社で照明LED化を目指します」

現在進めている大阪本社オフィスフロアの照明LED化を2022年度までに完了。LED化への切り替えはフロアやオフィスなどによって段階的に進め、2025年度には、ラジオ・テレビの放送スタジオ照明を含むグループ全社での照明LED化の完了を目標とし、使用電力量の削減による CO₂排出量の削減に貢献する。

ABCグリーン宣言③「これまでも、そして、これからも!ABCは、太陽光発電などグリーン電力で脱炭素社会に貢献していきます」

2013年11月にスタートした大阪府高石市の高石ラジオ送信所の太陽光発電事業は、2021年度で9年目に突入。約29,000㎡の敷地に約1万枚の太陽光パネル(発電容量1,990kW)を設置し、発電した電気は関西電力を通じて市場に提供してきた。2020年度は、朝日放送グループホールディングス本社の使用電力量の約27.3%相当を発電。今後もグリーン電力の創出を通じて、環境に配慮し地球に優しい放送局を目指す。

朝日放送グループのサステナビリティについて