24 MAR

テレビ東京グループ、CO2排出量を実質ゼロに 24年度末までの達成めざす

編集部 2022/3/24 17:30

テレビ東京グループは、24年度末までにCO2排出量実質ゼロの達成をめざすことを発表した。

2022年5月から東京・六本木本社の使用電力をすべて再生可能エネルギー由来の電力に切り換えるという。また、昨年11月に再生可能エネルギーに切り換えた天王洲スタジオ(品川区東品川)と合わせた排出削減量は、20年度時の排出量約8,000トン(電力消費及び燃料の燃焼に伴う排出量=東京ドーム3.5杯分に相当)の約70%に達する。さらに再生可能エネルギーの導入を進めることで3年後の24年度末までにCO2排出量を実質ゼロにするという。

六本木本社は、計4つのスタジオや重要な放送設備を備えるほか、同社の大半の部署が入居している。再生可能エネルギーの導入により『WBS』『ガイアの夜明け』『ナゼそこ?』『日経ニュース プラス9』などの番組はCO2を排出しない電力で制作することになる。今回導入する再生可能エネルギーは、化石エネルギー由来でないことを示す「非化石証書」を組み合わせた電力で、温暖化対策に取り組む国際的な団体の「RE100」が定めるルールに対応している。

同社は、SDGs(持続可能な開発目標)の一環として地球温暖化防止につながる取り組みを重視しており、CO2排出量の実質ゼロ達成に加えて、放送設備や業務の見直しによる電力消費自体の削減も推進。

【主な制作番組】
『WBS(ワールドビジネスサテライト)』『ガイアの夜明け』『日経ニュース プラス9(BSテレ東)』『ナゼそこ?』『有吉の世界同時中継』『ありえへん∞世界』『あちこちオードリー』『Dreamer Z』