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テレビ東京、Z世代をターゲットに渋谷駅でデジタルサイネージジャック&Twitterキャンペーン

編集部 2022/3/30 09:00

4月で放送から半年を迎えるテレビ東京のオーディション番組『~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z』(毎週日曜21:00~)の会見が25日、オンラインで開催され、同番組の伊藤隆行プロデューサーと、LDH JAPANのYouTubeチャンネル「潜入調査!LDH社員吉田 〜iCON Zの裏側を密着!!」などでもおなじみの吉田朋哉氏(LDH JAPAN)が出席。番組の今後の見どころや展開、「デジタルサイネージ」を使った広報活動などについて紹介した。

伊藤隆行プロデューサー

同番組はテレビ東京で放送された伝説のオーディション番組『ASAYAN』の系譜を受け継ぎ、Z世代(1990年後半から2000年代に生まれた人)の若者に夢と希望を与え、未来のスターを発掘していくオーディション・ドキュメンタリー番組。MCを木梨憲武が務める。

『~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z』公式ホームページ

■番組の目玉企画、LDHが仕掛ける「iCON Z」は一番の見せ場へ

注目企画のひとつ、EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEなどが所属をする LDH JAPAN が仕掛ける、史上最大のオーディション「iCON Z ~Dreams For Children~」は、総合プロデューサーをEXILE HIROが担当。男性部門はEXILE AKIRA、EXILE SHOKICHI、女性部門を登坂広臣が担当している。現在は「男性部門三次審査通過グループバトル」の様子が放送されているが、昨年は、コロナ禍でのスタートで、度々オーディションが中断し、なかなか放送できない期間が続いていた。

伊藤氏は、「iCON Z」について「いよいよ一番の見せ場に向かっているところ。ここからものすごいビッグアーティストが生まれて来ると思うので、ぜひ視聴者の方にもここから番組の視聴に参加して欲しい。今からでも間に合うというより、ここからが見せ場という段階」と期待を寄せる。

続けて、「今、20名のオーディション参加者が残っているが、ここから番組ではその20名の顔ぶれや個性をどんどん放送していく。多様性の時代と言いますが、いろんな経験をして育ってきた20名がいて、人生をかけて仕事を辞めてきた人もいれば、母親に支えてもらっている人、おばあちゃんのためにと言って頑張っている人もいる。そんな人間模様がすごく面白い」とオーディション参加メンバーの魅力を紹介。「LDHの担当者が口を揃えて、『いろんなオーディションをやってきて、この段階でこんなにすごい実力の人が揃っているオーディションははじめて』だって言うんです。彼らの実力にもぜひ注目して欲しいです」と呼びかける。

4月3日、10日の放送回ではスタジオにGENERATIONSの小森隼、THE RAMPAGEの陣と岩谷翔吾が登場する。陣と岩谷が『Dreamer Z』スタジオに出演するのは初めてで、同じくスタジオゲストの大久保佳代子やゲストMCの近藤春菜とともにオーディションの様子を見守る。

また、同放送回では3次審査を通過し、ボーカル力が高いメンバーやラップが得意なメンバーを中心に 結成された「CROONERZ」、個性豊かな10代メンバーが集まった「LIL LEAGUE」、総合力の高いメンバーが集まった「Z FACTION」、ローティーンを中心に結成された「KIDMATIC」の4グループに分かれたメンバーがグループバトル最初のヤマ場ともいえる「振付・ダンス中間チェック」を迎える。なお、「iCON Z」のファイナルステージは日本武道館で行われる。

「CROONERZ」と「LIL LEAGUE」 Copyright© テレビ東京
「Z FACTION」と「KIDMATIC」 Copyright© テレビ東京

■渋谷駅の一角をジャック!デジタルサイネージとTwitter キャンペーンを使って番組の魅力をZ世代へアピール

番組では、「iCON Z」の“一番の見せ場”を宣伝するために、屋外や店頭、公共空間、交通機関といったあらゆる場所で電子機器を活用して情報を発信する「デジタルサイネージ」の手法を用いて、Z世代の若者たちに番組の魅力を伝える。

具体的に、3月28日から4月3日の期間、渋谷駅(TOQサイネージピラー東横線渋谷駅ヒカリエ改札前)で合計28面の柱型デジタルサイネージを使った広告を打つことも発表された。この渋谷駅の一角を使ったPRでは、柱に取り付けられたディスプレイに木梨憲武、小森隼(GENERATIONS)、陣(THE RAMPAGE)ら出演者に加え、「iCON Z」の男性部門3次審査通過者20人全員が登場してパフォーマンスや自己紹介を行う様を収録した動画が映し出されるといい、「そこに行くとまるでライブ会場にやってきたような雰囲気が味わえます。オーディション参加者たちの、番組では見られないような素顔も覗くことができます」とテレビ東京担当者は胸を張って説明する。

テレビ東京は渋谷駅の他でも様々な広告を打ってきているが、この渋谷駅に着眼する理由について「新しい若い世代の視聴者を開拓し、若い世代の人にどんどんテレビ東京を見て欲しいと思っているので」と若者の集う場所での広報活動の狙いを解説した。

また、これに連動してTwitterキャンペーンも実施。『Dreamer Z』番組公式アカウント(@tx_dreamerz)をフォロー、当該ツイートを「#ドリーマーZ」をつけて引用 RT(※)すると抽選で番組オリジナルQUOカードPayが当たるキャンペーンも実施される。(4月3日、日曜日22:30まで)※詳細は公式Twitterまで

■『Dreamer Z』を彩る魅力的な企画

『Dreamer Z』では「iCON Z」の他にも、名作ドラマを数多く輩出してきたテレビ東京の深夜ドラマの主役の女性を募集する「人生で一度くらいドラマの主役をやってみたい人オーディション」や、ムラサキスポーツが全面協力し、トップスターと共にアメリカ各地でスケボービデオ撮影に参加する権利をかけたオーディショ ン「スケボー新世代スター 発掘オーディション」も行われている

伊藤氏は「人生で一度くらいドラマの主役をやってみたい人オーディション」について「一般の方、素人さんがいきなりドラマの主演になるという企画で、ドラマのタイトルだけ『運命警察』と勝手に決まっている。応募者の人生や、その人の背負っているものを見て、ドラマの共演者になる水野美紀さんや、ドラマのプロデューサーを務める祖父江里奈が選考していくのですが、もともと1600人の応募があって、現在それが10名になっている。そこからたった一人が決まる。ドラマの放送時期も決まっていて、早く決めないとドラマが撮れない状況です。テレビ東京も焦っています」とコーナーの魅力を笑顔で解説。「他にもサプライズな企画がたくさん。ぜひ番組の今後に期待して欲しい」と話していた。

TVerにて『~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z』無料動画配信中