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メ~テレ、「メ~テレ60周年メ~テレシネマ映画祭2022」開催!製作した劇場映画を一部再上映

編集部 2022/4/2 09:00

メ~テレ(名古屋テレビ放送)は、2022年4月に開局60周年を迎えるのを記念し、映画をより地元の人々に親しんでもらおうと、5月に「メ~テレ60周年メ~テレシネマ映画祭2022」を開催することを発表した。世界に発信する日本のエンターテインメントとして、劇場映画の製作に積極的に取り組んできたメ~テレが、カンヌ国際映画祭をはじめとする複数の映画祭で評価を受けた作品群をまとめて1週間特別上映する。

「メ~テレ60周年メ~テレシネマ映画祭2022」では、河瀨直美監督、樹木希林さん主演で大ヒットを記録した『あん』をはじめ、メ~テレがこれまでに製作した劇場映画の一部を再上映。さらに、日本を代表する深田晃司監督による「ティーン向け映画ワークショップ」も開催する。また、メ~テレ60周年作品として新作映画を新たに3本製作することも決定。詳細はメ~テレホームページまで。

「メ~テレ60周年」Webサイト

「メ~テレ60周年メ~テレシネマ映画祭2022」概要

日時:2022年5月20日(金)~5月26日(木)
会場:伏見ミリオン座(名古屋・中区錦二丁目15-5)
上映作品:『あん』(2015)、『淵に立つ』(2016)、『勝手にふるえてろ』(2017)、『寝ても覚めても』(2018)、『愛がなんだ』(2019)、『his』『ホテルローヤル』『本気のしるし(TVドラマ再編集劇場版)』(2020)
入場料:1,300円
※価格は全て税込
※東京(5/27~)・大阪(5/20~)でも各1劇場にて開催
※上映ラインナップは会場によって異なる。詳細はメ~テレHPまで。

「メ~テレシネマ映画祭presentsティーン映画ワークショップ」概要

日時:2022年5月3日(火・祝)、4日(水・祝)、5日(木・祝)
会場:東別院ホール(名古屋・中区橘2-8-55)、メ~テレ本社(名古屋・中区橘2-10-1)
参加費:無料
対象:小学校高学年/中学生(5月3日のみ…映画鑑賞セミナー)※各100名定員
高校生(5月4日・5日…映画制作ワークショップ)※各日12人定員
内容:
【映画鑑賞セミナー】映画発祥の地ともいわれるフランスの学校で行われている映画鑑賞教育を参考に子供の年齢に沿った映画を上映し、映画の歴史、作品の社会的・文化的背景のレクチャーを行う。
【映画制作ワークショップ】講師に深田晃司監督をむかえ、映画の歴史や制作の過程を学びながら、実際にグループで簡単な撮影機材を使用して短編映画制作を行う。

「メ~テレ60周年作品」

■『わたし達はおとな』(2022年6月10日全国公開)

主演は、『菊とギロチン』『鈴木家の嘘』で多くの映画賞を受賞し、その後、幅広い分野で活躍する女優、木竜麻生。共演は、映画『his』『くれなずめ』などに出演し、唯一無二の存在感と演技力を持つ藤原季節。メガホンをとるのは、20代初となる「市川森一脚本賞」を今年受賞した加藤拓也監督。オリジナル脚本による初めての長編映画で、脆く崩れやすい日常、“少女”から“女性”になる過程、甘く切ない恋のほろ苦さや歯がゆさ、葛藤を描いた、等身大の恋愛映画。

■『よだかの片想い』(2022年9月16日全国公開)

直木賞作家・島本理生の恋愛小説「よだかの片想い」を、新鋭・安川有果監督が映画化。主演は松井玲奈。公開を前に第34回東京国際映画祭「アジアの未来」部門ノミネートされた。幼い頃から顔にあるアザのせいで恋や遊びを諦めて生きてきた主人公アイコが、人生初めての初恋を通して成長する姿が瑞々しく描かれている。

■『LOVELIFE』(2022年秋公開予定)

主演:木村文乃。日本映画界を支える深田晃司監督の9本目の長編映画。構想20年を経てついに完成させた人間ドラマ。物語の着想のきっかけとなったのは、日本を代表するミュージシャン・矢野顕子の「LOVELIFE」。「ひとつとして、同じ形をした愛は無い」と歌った名曲を、深田監督が「愛」と「人生」に向き合う一組の夫婦の物語として完成させた。